入試へ向けて勉強時間を増やした。


やらなきゃ。やらなきゃやらなきゃ。


皆を見返してやるんだ。


私を推薦入試で落ちたことを笑った奴らを見返してやる。


必死に勉強して、ピアノの練習も続けた。


そして、私立の音楽科入試になった。


私立は音楽科以外に普通かも2つ受けていた。


私立の音楽科が電車とバスで2時間近くかかるからだ。


なので、仮にそこへ行っても、寮生活になる予定だった。


入試の日は、電車で父と行った。


始発近い電車で行き「毎日この電車で行くのは大変な距離だなぁ」と、父が話していた。

ここは、初日に学科試験、それに受かれば実技、更に寮入寮のための面接が待っていた。

学科試験は無事合格、続いて実技と面接。こちらは車で父と行った。


実技試験の後、入寮のための面接もあった。


「とても真面目で優しい娘さんですね」と、校長は褒めてくれた。


父もとても嬉しそうだった。


帰りは車の中で爆睡していた。疲労困憊だった。


無事に私立の音楽科は合格した。


普通科高校も1つだけ合格した。


後は、ラスボス、県立〇高校の一般入試へ向けて力を入れるだけだった。