いよいよ一般入試だ。


一般入試には15名合格のうち19人がいた。


つまり、4人落とされるのだ。


私は予め苦手な数学と理科は50点取れればいいと見捨てていた。


その分大好きな社会を満点とる勢いで試験に挑んだ。


県立の入試内容は、次の日新聞に出るので、そこで答え合わせをした。


まぁ…ギリギリか…ダメかもしれないし…


そして、結果の日。結果発表で合格した人は、午後イチに学校へ集合することになっていた。なので、落ちた人はすぐに分かるのだ。私立高校が第1志望の人は、来なくてよかった。


結果を見に行ったのは私と父だった。〇高校は長い坂道を登る。


そして、右側は県内1の優秀校があり、左が私の高校だ。


ドキドキしながら番号を見に行く…


私の番号は「9」だった。


実はあとから知ったのだが、父は私の受験番号を知らなかったのだ笑


「あった!パパ!あったよ!うかった!」



こうして私は〇高校に合格した。


やれば出来る。


帰りの電車で同級生何人かと会い「うかった!?おめでとう!」などのやり取りをした。


そして、一旦帰宅すると、ある友達から電話が来た。


私のことを何処かで見下してた子だ。


その子は、さっさと進路を私立に決めて推薦で受かっていた。


「りんごちゃん?試験どうだった?」


「受かったけど?」


「ぇええええ!受かったの!?

…お、おめでとう」


ガチャ


おいっ!


どんだけ私を見下してたんじゃー!


学校へ行くと、驚きと喜びの声があちこちで聞こえた。


「りんごちゃん受かったんだ」


その声が大半だった…


え、だかどんだけバカにされて生きてたんだよ笑



私、やれば出来る女なんで(`・ω・´)



承認欲求が満たされた。


母も鼻高々になっていた。


そしてこう言った。


「だからあの時、諦めなくてよかったでしょ?」