土曜日は、保育園の運動会でした
我が家は年中の上の子、1歳児クラスの下の子、
2人とも同じ保育園にお世話になっています。
2週間前からずっと予報は雨、天気予報と睨めっこ…
諦めかけたところで3日前に曇り予報に
(自称、雨かと思ったら晴れ女)
と思いきや、下の子はまさかの前日に発熱。
発疹も出て、手足口病の診断でした。。
可愛い盛りの運動会に参加不可となり残念すぎました
ですが、幸いお天気には恵まれて、
下の子も熱は下がったので見学OKとのことで
上の子の応援に家族全員で参加できました
さて上の子年中の種目は、
かけっこ、パラバルーン、デカパンツ競走
発達グレーの子を育てる身としては、
運動会・発表会・懇談会は
毎回色んな感情でぐちゃぐちゃになります。
冬の発表会では、まだ話せなかった息子。
他の子は上手に劇のセリフを良い、歌い…
周りの親はその完成度の高さに涙していましたが、
私は息子以外の全員との大きな差を実感し、
感想を言い合うママたちの輪にも入れず
(ママたちもどう声をかけるか迷っていたと思います)
普段送迎時にはふつうに話すママたちですが、
現実を突きつけられる瞬間です
もちろん、
周りのママからの違和感や同情の眼差しに対する
自分のプライドも大きいと思います。
でもそれ以上に、
こんなにもクラスのお友達と発達に差がある中で
息子はどれほど苦しい思いをしているだろう。
そう思うと、胸が締め付けられる思いがするのです。
話したくても話しかけられない。
嫌だと言えずに手が出てしまい、
お友達から避けられる姿を見ることもあります。
みんなができたと喜んでいることを
いつも出来ない自分をどう感じているだろう。
毎朝分離不安で泣く息子は、
園でどれほど頑張っているのだろう。。
そんな事を実感する機会の一つでもある運動会です。
とくに感情を揺さぶられたのは、
パラバルーンでした。
他のお友達は、きちんとカウントを取って
手を伸ばしたり向きを変えたり。
息子はやっぱり、振り付けはなかなかできません。
手の力も弱いので、手を離してしまうことも。
だけど、
タイミングを合わせて手を揺らしたりあげたり下げたり
バルーンの中に入る技でもタイミングを理解して
みんなと一緒に中に入って
最後の決めポーズも、向きを間違えましたが
間違えたことに気づいて合わせていました。
何より、だれよりも輝くニコニコの笑顔で
バルーンを楽しんでいました
頑張ってみんなについていこうとする健気な姿に
涙をこらえるのに必死でした
知的障害かもしれない我が子。
小さな感動をたくさんたくさん与えてくれます。
癇癪やお友達との関わりや将来のこと、
不安は絶えませんが、
根気よく向き合って、
愛情をかけて育てていきたい。
不妊治療も、障害児育児も、
大変だけど、必ずしも不幸ではない。
やっと授かった子だからこそ、
他よりも手がかかる子だからこそ、
得られる幸せがある。
そんな幸せを与えてくれる息子に
感謝しながら日々生きていきたいと思います