ーきゃはは!なにそれぇ!

ーあ、おまえ笑いすぎだって。




サークルの部室で聞こえる潤くんと佳菜の声。

この光景。だいぶ、慣れたかな。

あたしは二人の背中を見つめてた。






『オレ、空き教室で試験勉強するけど、広瀬も来るか?』






「翔センパイ・・・」

『明日は確か経済学の試験だろ?
 鈴木教授のだったら出るとこ教えてやる  よ。』


翔センパイはあたしが潤くん好きだったことを知ってる。

だからこうやって、いつも気にかけてくれるの。

こんな風に二人を見れるようになったのも翔センパイのおかげ。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・




『あれ?いつもなら何人かいるのに。今日は誰もいないな。』

「そう・・・ですね。」



誰もいない空き教室。

あたしはなんとなく、翔センパイから少し離れて座った。



『ぷっ(笑)何でそんな遠いところに座るんだよ?』

「え!? や、な、なんとなく///」

『そこじゃ教えらんねぇだろ?』

「そうですね・・・///」


翔センパイのところへ行くと、


「きゃ!」


左手を引っ張られて、翔センパイの顔に近づいた。


「翔・・・センパイ?」

『ちょっと意識した?』

「な・・・何を?」

『・・・オレを。』

「え・・・っ。」






『オレは、意識してるよ。ずっと。

 まだ、アイツのこと忘れられない?』



あたしは首を横にふった。


『まだ、少し、いるだろ? 頭ん中。』


あたしはまた首を横にふった。


すると、ぎゅって抱きしめられた。


『いなくなった?』


耳元で翔センパイの低い声が響く。


あたしは頭が真っ白になっちゃって。
何回も頷いた。


『ふはっ(笑)なんか言えよ。

 続きは、試験終わってからな。綾?』


また頷いた。


『だーかーらー(笑)』



今度はふたりで笑った。



End


*****************************************


おおちゃんの夢を見たって、年末に話したんですけど、同時に翔ちゃんの夢も見ていました。


『翔ちゃんと、大学の教室で、勉強を教えてもらう。』


ってだけの夢。ほんと、それだけ。
なんのひねりもなく、それだけ。



それを妄想しまくってこれを書きました。

翔担さんに土下座します( ノ;_ _)ノ


ご感想あればお気軽にどうぞ。
ご批判も受ける所存でございます( ノ;_ _)ノ