1年前の今頃は
うちの主人はドナーさんから貰った骨髄と
自分の体との戦いの真っ最中でした。

本人も治療では
1番辛かった時期だと言っております。

3日間くらい目も開けられず、
スマホもいじくれない状態でした。


その生きるか死ぬかの大変な時期に
ある朝
主人の会社の会長さんから電話がきました。
(主人は中小企業に務めております)

会長
「ここ数日ご主人から何の連絡もこないし
こちらから連絡しても返事がこないんですよ。
今どういう状態なんですか?」

自分
「え?え?あ…あの…自分も今から病院に向かうとこなので、今日の主人の状態は分からないんですよ…」
(この頃の主人は熱のコントロールができない体になっていて体調が毎日違っていました)


会長
「あーそうなんですか。

ところでご主人、

いつから
出社するのですか?


自分、
その言葉を聞いて頭真っ白になりまして…。

え。

え、ええーっ!!∑(゚Д゚)


主人は9月中旬頃から抗がん剤を始めて

自分の骨髄をゼロ状態にして。


9月下旬に骨髄移植をして

ただ今
ドナーさんの骨髄と自分の体との戦いの真っ最中で。


白血球数もゼロに近いからもちろん無菌室に入っていて。

無菌室から出られるのは早くてもひと月だったかしら?


無菌室から出られても
準無菌室で様子を見なくちゃならなくて。


そして順調に退院できても

主治医からは1年間は働けないでしょう、と言われているんですが…。


そのような考えが一瞬で頭の中を巡りまして。


自分
「あ、あの!あのーっ!!
退院時期は分からないんです!!!

白血球数もまだゼロ状態ですし!

多分いま主人は生きるか死ぬかの瀬戸際なんですー!!」 ∑(゚Д゚)焦


とシドロモドロで
会長に説明?した気がするんですが…

実際どんな風に話をしたか
よく覚えておりませんwww


会長も
ちょっと慌てていた気がするのですがw

「あ…あーそうでしたか…。
なにせ連絡がつかないから心配になりまして。
お大事になさって下さい。」

で、会話は終わったと思うんですが…。



それで…大変失礼なんですが…。

正直
自分あの言葉をかけられたとき

会長もとうとう
アルツハイマーになっちゃったのかよっ?!

って焦ったわいっ!

(主人から、会社の人全員に
病名と治療方法の説明しといたからね〜と
聞いていたからさ…)


会長さん…胃癌をやって抗がん剤も経験していた人なので、こっちは勝手に理解があると思っていました。

でもよくよく考えたら血液癌と胃癌は治療方法が違うよねきっと。


でも、あのかけられた言葉には
ホント衝撃を受けました。
∑(゚Д゚)タイミングワルスギー!!


今だから笑って話せる?1年前の出来事です。
( ̄▽ ̄;)




追伸

のちに
主人に会長の性格を聞いてみたら

「良い意味でも悪い意味でも図々しい人」
だそうで…。

流石は
小さくても会社を興した人だなと
何か納得しましたw