1型糖尿病
娘の闘病記
 

ほんの一例…
記録を綴ります鉛筆

誰かの目に留まり
少しでも参考になれたのなら幸いです




2022   09  27
2ヶ月振りの定期診察

1型になって5年目の秋もみじ

HbA1c   9、5


9 を
超えてしまったのは
去年の12月から


もう20歳だし
運転も出来る車んだし


何より
もう成人女の子


任せていた
コントロールも何もかも
定期診察も


未だ治らない不治の病

私じゃない

向き合うのは娘自身女の子


だから
病院にもついては行かなかった


血液検査の予防接種結果表を見る度に

心配とため息と


黙って見つめる母である
私が居ました



今日ばかりは
見て見ぬふりは出来ません


「今日 お母さん一緒に行く


「先生と話がしたい


「ちょっと出ててね」
娘の話が終わり…


お久しぶりです
ご無沙汰しています真顔


今日の血液検査の結果を
一緒に聞いて


娘を診察室からバイバイ



予防「娘が全てを嫌がります


「何か付いているのは全て嫌だとリブレもポンプも拒否します」


「針を刺すものは全て痛くて嫌だ…と」


「今が良ければそれでいい」


「もう 私の中では精一杯…」


「誰からも何も言われたく無い」



医師 真顔     

10代がね
初めがコントロール良すぎたから
この先大丈夫かな?
心配していたの


誰もが通る道
"イヤイヤ期"


何もかも
嫌になるんだよね


何で自分が?
歳頃なのに注射の消えない跡


何で 何で…


必ず来るの


男の子より女の子多いかなぁ



今の娘は
全てを拒否している


でもインスリンは打ってる

取り敢えず 
それだけは褒めてあげよう照れ



「このままだと最悪40代で心筋梗塞起こして死んでしまうよ」


複雑な娘の胸中…


どんな風に感じたのかな



医師とお話出来て良かった


医師も見放さない家族の存在を
褒めてくれた


1つ先に進めた気がする

嬉しかった