日本に住んでいた時、ゴミの分別が結構面倒で立派な家事の一つとして手を取られていました🗑️
アメリカに来て、分別がかなり適当なので助かっていました
フロリダに来た当初は一般ゴミとリサイクル、yard trashの3つに分かれていました♻️
♻️リサイクル♻️
ビン
缶
プラスチック
ダンボール
シリアルやピザなどの紙箱
本や新聞紙などの紙製品
洋服などの布製品
シリアルやピザなどの紙箱
本や新聞紙などの紙製品
洋服などの布製品
🌿Yard trash🌿
刈り取った芝生
木・枝
木製のフェンス
など、庭から出たゴミ
これが今年の1月からリサイクル品の内容が変更になりました。
リサイクル品は缶、ダンボール、リサイクルマークのついたプラスチック♻️のみ。
ビンやその他のプラスチック製品、紙箱や洋服類は全て一般ゴミとして出すこと
理由は？
利益が出ないから
えっ！？利益？
リサイクルって収益を上げるためじゃなくて、環境を守るためにやるんじゃないの？
これぞ資本主義国家！
1月からは利益率の高いリサイクル品のみに変更になりまーす
って県からお知らせが来てびっくり
っていうか、ビンって不燃物じゃないの？
一般ゴミとして可燃物と一緒に出すって…
でちょっと調べてみたら、アメリカのゴミ処理法って結構埋め立てが多いみたいで、我が家のエリアも埋め立てみたい。
だからビンと可燃物と一緒でも問題ないのか
そして1月から新ルールになったばかりなのに、2月に新たなお知らせが来ました📢
今年の10月からリサイクル分別なくしまーす
えっ！？待って
どういうこと？
缶も、プラスチックも、ビンもぜーんぶ一般ゴミと一緒に出してくださいと
そして更にびっくりなのが、今支払っているリサイクルゴミ収集代は無くなるが、一般ゴミ収集代がその分値上がりし結局は同じ料金を払わないといけないらしい
これには住民も文句言ってます
リサイクルゴミがなくなるのに、なんで料金は変わらなんだ？って思うよね
県はきっと、リサイクルゴミがなくなっても一般ゴミに変わるだけで全体のゴミの総量は変わらないから、料金も据え置きだと言いたいんだろうな
このゴミ出しのルールはカウンティー(県)によって違うので、あくまでこれはウチの住むカウンティーのルールなのですが、ただでさえ緩い分別だったのに、分別がなくなるなんて
しかもその理由が利益率が低いからって、、、
本当に資本主義国家だなぁとつくづく思いました
以前は資源ごみのほとんどを中国に売っていたそうです
ですが、資源ごみ以外のごみも多く混ざっていたりと問題が多々あり、中国が買取を辞めたそうです。
そのため、ゴミを分別しても資源ゴミを売る先がなく、自国で埋め立てるなど手間もコストもかかっているようです。
今までは中国に売ることで良いビジネス産業になっていたけど、それが上手くいかなくなり人件費や処理費用がかかるため、辞める自治体が多くなりつつあるんだろうな
今や、リサイクルに力を入れるんじゃなくて、そもそもリサイクルごみが出ないように、プラスチックストローやビニールの買い物袋の使用禁止でプラスチック製品を減らすことに力を入れているようです。
日本ではペットボトルのキャップやラベルまで取って分別したりとかなり細かいですよね。
アメリカのような大国がリサイクルに消極的なら世界の環境問題へのインパクトも限られるんじゃないかな？