先週から何やら近所一帯にカラフルな旗が立ち始めました🚩
家の前のフロントヤードの芝生に立てられた無数の旗。
オレンジの旗はインターネットケーブル、赤の旗は電線、青の旗は水のパイプが旗の下に埋まっていますよという印です
芝生の上に旗と同じ色のスプレーで線が書かれています。
あっ、何かの工事が始まるのかな?
っていうか何のお知らせも断りもなく、人の家の庭に勝手に旗を立ててカラースプレーまで吹きかけたことに、ちょっとイラっときた私達夫婦
まぁアメリカではこんなこと日常茶飯事なので気にするだけ損なのですが
数日後の水曜日の朝、なんだか家の前が騒がしい…
どうやらインターネットのファイバーケーブルを地中に埋め込んでいるようです。
我が家一帯はまだファイバーが通っておらず、普通のインターネットケーブルを使っているので、そのインストールにインターネット会社が工事をしていたようです🚧
工事が始まり、まもなくするとお姉ちゃんと僕ちゃんが「ママー!!」と走ってきました
PCでマイクラをしていたお姉ちゃん、テレビでYouTubeを見ていた僕ちゃん、共に画面が動かなくなって怒っていました
家の中にあるモデムを見ると赤いランプが(正常作動の場合は緑のランプが付いています🟢)ついていました🔴
モデムを再起動させても変わらず
どうやらインターネット回線が繋がっていないようです
私の携帯も🛜から5Gになっていました。
「あー今インターネットの工事をしているから仕方ないよ!」
と子供達に言い聞かせてデジタルデトックスをすることに
朝から始まった工事ですが昼頃になると静かに、、、
そうかランチの時間か!と慌てておにぎりやら卵焼きやらを作っていました🍙
ふと外を覗くと、
あれっ!?
水浸し
辺り一面、大雨が降った時より水浸しになっています
よく見るとウチのドライブウェイから水が噴き出しています
で、みんなランチに行ったのか誰もいない
ギャー!!早く水道局に電話しなきゃ!っと電話番号をググっていたら1台のトラックが来ました🚚
どうやら水道局のトラックのようです。
良かったぁ〜
しばらくするとたくさんの水道局の人達が来て作業を始めました。
まずは洪水状態の水をバキュームカーで吸い取っていました。
そして水道元が止められたのか、突然水が出なくなりました🚰
えっ!?これってなんの通知もなくいきなり止められるの?
「すみません、ケーブルをインストール中に誤って水道管を壊してしまい、修理をしないといけないのでしばらく水道を止めます」
こういう一言が普通はあるべきじゃない?
こんなことなら朝一に洗濯機を回しておけばよかった
洗濯の途中で止まっちゃったから、ずっとそのまま。
それだけならまだしも、いきなり人の敷地内に入ってきてお庭を走り、ドライブウェイのコンクリートをドリルで壊し始めました
えーーー!待って!人の私有地だよ!
勝手にドリルで穴開ける?
ってかこれこそ一言知らせるべきじゃない?
1分1秒を争う事態って分かってるけど、勝手にって
ドライブウェイを壊され、重機もあり、車で近くのお店のトイレに行こうとしても出れないし!
我が家にあるトイレは2つ🚽貯水タンクに水が入っているから2回はトイレを使えるということで、使いました
僕ちゃんは夜履いているオムツに用を足してもらいました
非常時用に置いてあった大量のペットボトルの水が大活躍
手を洗う時は、少々の汚れなら除菌シートで拭き取り、がっつり洗いたい時はペットボトルのお水を使いました。
こんな時に限って夫と連絡が取れない
会議中で仕事が忙しく、電話に出れなかったそうです。
何時間断水状態が続くのか?インターネットも繋がらないのでテレビも見れない。
もう数時間経ってるけど?私達のストレスはMAX
外に出て、「何これ?どうなってるの?何時間断水が続くの?」と作業中の水道局員に声を荒げてしまった私
あっちもイライラしている様子で「あと30分〜45分ぐらいで水が再開します!インターネット会社が水道管を壊したので、こんなことになってるんです!お宅だけじゃなくこのエリア一帯が断水になってるので!」と言っていました。
その時、夫からようやく電話が!夫に話すとブチギレ!
今すぐその水道局員に電話を代われと言われ、電話を代わると、何の了解もお知らせもなしに勝手に人の敷地内に入り人の家のドライブウェイに穴を開けたのか?
断水も至急の事だったとしても、せめてこういう理由で断水しています。あと何時間ぐらいは断水する予定です。とお知らせできなかったのか?
とその水道局員に声を荒げていました
水道局の人も、とんだとばっちり
知らんがなって感じだったんだろうな。
謝ることもせず、不貞腐れてたからな。
まぁこういう時、絶対謝らないのがアメリカ!
簡単に謝ると訴訟問題に発展した時に不利になるからね。
さすが訴訟大国!
張本人のインターネット会社は、しれっと隣のエリアに作業を移していました
何やってんじゃー!謝りに来いやー!!
と心の中で叫んでいました
結局、30分どころか水が出るまで1時間以上かかりました。
トイレが限界だったので助かったー
もちろん水が再開したというお知らせはなし
家のドアには紙が貼られていて、しばらくは水道水を飲まないでくださいと注意書きが
修理工事は夕方遅くまで続き、水道局の人が家に来て、壊したドライブウェイは後日業者が修理に来ます。
水質調査を後日行うので、テストをクリアするまで水道水は沸騰させてから飲んでくださいと言われました。
沸騰させてから飲む?
えっ、お水が黄色く濁っていますよ?
沸騰しても飲めないでしょう?
この濁った水は翌日になっても続き、シャワーも浴びれず本当にストレスでした
子供達はテレビが見れないことにストレスMAXでしたが、私はそれよりもお水が使えないことが耐えれなかったです。
ご飯を作るのだって限界があるから大したものは作れないし
当日は外食したけど、アメリカの外食は高いので、こんなの何日も続けられないし(夜ご飯1回で10,000円はかかる)
木曜日に起こったこの悲劇。
翌日の金曜日もインターネットが繋がらないので、インターネット会社に連絡すると、ファイバーをインストールしましたが、こちらからリモートで見る限りは異常はないのでおそらくお宅のモデムが故障しているのだと思います。
修理業者を向かわせますが、モデムの修理に100ドル(15,000円)かかります!と。
はっ!?モデムの故障じゃないだろ!
あんたが勝手にファイバーのインストール工事をして、その工事が始まった途端にインターネットが遮断されたんだよ?
なんで私たちがお金を払わないといけないの?
家の外にある回線の修理は会社持ちですが、お宅の家の中での修理は私達が負担しなければならないと。
じゃあ、外にモデムを持っていくから外で修理しろ!うちは払わないからなっとキレてしましました。
で金曜日に修理業者を待っていると、インターネット会社の担当者が家に来ました!
おっ、やっと来たか!と思いきや、彼は修理のことは全く知らず、ただの営業で来たとのこと。
ケーブル回線は使わないインターネットエアーの営業でした。
もしや、この営業を取るためにわざとインターネット回線を故障させたのか?
事情を説明して、インターネットエアーには興味がないと断ると帰っていきました
数時間後にやっと修理業者が来て、外のインターネット回線を見てもらったら、完全に切られてると
おそらく工事の際に切られたのだろうということでした。
そして、ウチだけじゃなく他のお宅からもインターネットが使えないと苦情がきているようでした。
やっぱりウチのモデムが原因じゃないじゃん
あのリモートでの正常確認ってなんだったの?
とりあえず100ドル払わずに済んで良かったのですが、その修理業者は原因を追求するための業者で修理はできないと
もう笑いしか出てこない。
あっ、そう。じゃあいつ修理できるの?
ちょうどその時、家の外ではインターネット会社がまだ工事を続けていたんです。
その家に来た人が、あの人達なら修理できるからウチのケーブルを修理するように伝えておくよと言って帰って行きました。
もちろん、修理してもらえるわけないですよね。
俺らは別の作業でここにいるんだから、修理はしないよって感じなんでしょうね。
インターネットが遮断されて2日後の土曜日の朝、やっと修理業者が来て、作業を開始。
土曜日は日本語学校の卒業式で、私はカメラマンとして出席予定でした
なので朝はすっごくバタバタしてて、家を出る時に業者が来たのでめちゃくちゃ大変でした。
学校から14時ごろ家に帰ってきましたが、まだ修理作業は続いていて、夕方遅くにようやくネットが繋がりました
ありがとう〜
我が家の他に、もう1箇所ケーブルが切られた家があり、我が家を含め3件のお宅でインターネットが遮断されていたようです
そして土曜日になりやっと水の濁りがなくなりました。
が、週末ということでまだ水道局の水質調査は行われていないのでシャワーは再開できたけど、飲料や歯磨きはペットボトルのお水を使っています。
もちろんお料理も。
お皿を洗うのは食洗機で高温乾燥させるからセーフかな。
手洗いは避け、必ず食洗機を使うことにしています。
これがなかなか面倒くさい
洗濯も乾燥機で高温乾燥してるからセーフということで、再開しました。
断水初日の夜に濁った水でシャワーを浴びても大丈夫なのか水道局のホットラインに電話して聞いたけど、飲まなければ大丈夫だって。
本当か?アンタは濁った水でシャワーを浴びれるのか?
私は無理です
顔を洗うのもペットボトルのお水を使い、すごく面倒でした。
身体は身体用のウェットシートで拭き取りましたが、頭は洗えないし、そのままベッドに入るのが気持ち悪すぎてなかなか寝つけませんでした
水曜日、お友達がランチに家に来る予定でしたが、キャンセルになって本当に良かった
お姉ちゃんの親友が遊びに来たのが前日の火曜日で本当に良かった。
大きな不幸の中にも小さなラッキーが重なったことに感謝です