恐竜
の絵本シリーズ
みることのない存在を想像する
『好きこそものの上手なれ』と 言いますが、
子育てしていると本当に そのとおりだと思わされます。
興味があると、、
恐竜
の名前や特徴を覚えるのは早く
王道の#ティラノサウル に始まり
#トリケラトプス
#ステゴサウルス
肉食〜草食、陸から海、空へと
こちらが教えなくても どんどん吸収していきます。
そして恐竜の特徴が分かると その名だけで
物語をさらに楽しめるようになっていきます。
それはフィクションでも、 ノンフィクションでも。
✎……
左『わたしはあなたをあいしています』
右『おまえうまそうだな』
作絵：みやにしたつや
………
#みやにしたつや さんのこのシリーズはどれも泣けます。
大人は特に言葉の深さやその意味が染みて頭より先に心が動く そんな素晴らしい作品です。
【わたしはあなたをあいしています】
ラストがハッピーではないので賛否ある作品。
みやにしたつやさんの描く作品は 自然界のありのまま。
つまり弱肉強食の世界観そのままのところもあるので 幼い子にこの終わり方？
と思う方もいるようです。
実際3歳の娘も最後は泣いていました
早かった？とも思いましたが、
我が家の教育方針のなかで『心の動き』を自他共に、
現実世界の内外含め考えてほしいというところもあり…
深く話すきっかけとなりました。
それは「なんで？なんで？」と 何度も聞かれ、
そのたびに何度も 「〇〇だからかな？」
「〇〇だったね。」などの会話を何度もする事になったから。
何度も読み直したくないけれど、
手元に置きたいという娘の強い意志で 図書館でかり、
購入に至った絵本です。
結果、読む回数は少ないけれど 読むとその度に話し合いとなってます。
【おまえうまそうだな】
題名の意味が分かるまで、 2,3度読まされました
句読点の位置による言葉の捉え方を 楽しめる絵本。
と言っても小さいお友達には、
読み聞かせる人次第で微妙に異なる 楽しめると思います。
その読み聞かせでこの題名の意味が 分かって始めて
全体を俯瞰して ストーリーを楽しめるようになります。
つまり何度も読むことで深みが出る。
ラストは親であれば自分を重ねるし、
そうでなければ想像の中での解釈次第。
この解釈次第で終わるところに活字の楽しさを感じずにはいられません。
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