【寿命が尽きる2年前 久坂部羊】

久坂部羊さん、初めて読みました。

はるさんのvoicyで、別の本をご紹介されていたのですが、

そちらは人気なのか、図書館で予約中。

読んで良かった。

予約中の本も、楽しみです。

「がんの診断を受ければ、治療さえしなければ、だいたい1、2年で死ねます。」

「いったん死のスイッチが入ったら、どんなに医療を施しても、それを止めることはできない(中略)無駄な抵抗をすればするほど、当人は苦しみます。」

ゆっくりと死に向かって

ソフトランディングしようとしている身体を、

医療で無理に生かそうとすると、

どんどん悲惨な状況になっていく。

 

そんなことを知る人はあまりいないので、

お医者さんにお願いしてしまったりするわけです。

おじいちゃんが亡くなった時
もっとちゃんと見ておけば良かった。

「寿命が尽きる2年前、それは「今でしょ」」

 

昨日も、今日も、たぶん明日も

寿命が尽きる2年前なのです。

 

あと2年。

さあどうする?

何をする?

 

 

こんな朝焼け、毎日は見られないので、

あと2年で何回

見られるのでしょう。