私を照らす

設置場所 / 常盤・須沼神明社

光の女神、天照大御神が祀られた須沼神明社の舞台で展開されるインスタレーション。アラブ文化において光とは、知識、純度、真実を意味する。天照大御神の神話で語られる稲わらのしめ縄を、神社をとりかこむ木々に見立てて舞台上に再現し、神が歩く光の道を表現する。
神話では、天照が天岩戸に籠ったことで世界は暗闇となり、彼女が世界に引き戻された後、光の女神(天照)が洞窟に戻らないよう、洞窟の入り口にしめ縄で結界をひいたという。この暗闇に対する抵抗、生涯にわたる人間の闘いを、作品を