クロスステッチに向く布を中心にご紹介した訳ですが、こういう布地を使ってクロスステッチする場合、特に25番刺しゅう糸を使う時にしておいた方がよい下準備があります。
昨日インスタで、その下準備についての動画を投稿しました⬇️
そちらも是非合わせてご覧いただきたいのですが、
ここでも簡単にご紹介します。
25番刺しゅう糸の糸束からラベルを外して(ラベルは切らないでね)、糸を全部ほぐします。
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糸端と糸端を合わせて、まず半分に折ります。
それをまた半分に、さらにもう1回、全部で3回折ります。
(折った長さが1mになってると思います)
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3箇所の糸の輪になってるところをハサミでカットします。
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色番号記載のあるラベルを糸束に通して、中央まで持ってきて、糸束を半分に折ります。
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半分に折って合わせた両方の糸端を、もう一つの残りのラベルに通します。
使う時は輪っかになってる方から引き出せばOKです。(まず6本を引き出し、そこから必要本数引き出します)
この後、長い部分を三つ編みにしてもしなくてもどちらでも構いません。
もし、他の糸と一緒に沢山で保管するなら三つ編みにしておくと絡まりにくいと思います。
ただし、その場合は緩めに。
この下準備だと、最終的な糸の長さは1m。
2本取りだと1本引き出して半分に折るので、刺す時の長さは50㎝になります。
この長さは、先の丸い針を使うクロスステッチ用の布だとちょうどよいでしょう。
ただ、クロスステッチでも抜きキャンバスを使って目の詰まった布地に刺す場合はさらにその半分の長さで刺す方がよいです。
何故なら、糸の摩耗が激しいので、長いと途中で糸が擦り切れることがあるからです。
また、クロスステッチではなく、他の刺しゅうもするよと言う場合、特に巻き玉作ったりニードルウィービングをする時、コードを作る時など、予めカットしてあると長さが足りないことがあるので、この下準備はお勧めしません。
参考になれば嬉しいです
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