刺しゅうに関する【お役立ち記事】
今回は、刺しゅう用の布地についてです。
まず、刺しゅうは別にどんなものにしてもいいんですよ💕
布地だけでなく、紙に刺しゅうする人もいますし、革にだってもちろん刺しゅうできます
ハンガリーのベーケーシュ地方では革物に刺しゅうするそうですし、他にも同例はあると思います。
とはいえ手芸店に行くと、 刺しゅう用の布というものが売られていますし、刺しゅう本を見るとクロスステッチ用の布地がどうとか、何カウントの布がどうとか書いてあって、初心者さんは❓❓と思うこともあるのではないでしょうか。
どんなものにも刺しゅうできるとはいえ、刺しゅうによっては適した布地があります。
特に、クロスステッチ、こぎん刺し、ハーダンガー、ドロンワークなどは、そのような適した布を使うことが多いです。
刺しゅう布の話①では、まずクロスステッチに適した布を取り上げたいと思います
下の画像⬇️はクロスステッチ用としてよく利用される布地の一例です。
一般的には、ジャバクロスやインディアンクロス(日本での呼称、ヨーロッパではアイーダ)と呼ばれる生地がよく使われます。
生地の織り方としてはブロック織りと呼ばれる種類で、クロスステッチなどの区限刺しゅうがしやすいように織られた布です。
ジャバクロスとインディアンクロス(アイーダ)はぱっと見似てますが、織り方と織糸が異なります。
⬇️
インディアンクロス(アイーダ)は目が粗くなると糸も太くなりますが、ジャバクロスは細い糸で糸数も多く織られており、粗目でも糸は細いままなので生地が柔らかいという違いがあります。
なので、クッションなど肌に触れるものにはジャバクロスの方が適してると言われます
同じブロック織りでも、オクスフォード地はジャバクロスやインディアンクロス(アイーダ)よりさらに密なので目数を数えない刺しゅう(フランス刺しゅうなど)にも適していますが、クロスステッチやドロンワークなどの目数を数える刺しゅうにも向いています。
なお、よく聞く「カウント」(1インチあたりに何目、または10㎝で何目という、布目の細かさを表す言葉)については、神戸の「ドヰ手芸」さんが分かりやすく解説してくださってるので、そちらをご覧ください。
→カウントについて(ドヰ手芸のHP)
刺しゅう布の話②では、同じく区限刺しゅうによく使われる布地、コングレスやキャンバス、またスウェーデンクロスなどをご紹介しています。
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その他、刺しゅうについてのお役立ち記事は、
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