経験の多さが何に一番役に立つのかなぁと思うと
人の気持ちがわかる
ってことかも知れない。
それをやった時どうだったか、
その時、自分は何を感じて
どうしてそれをやったのか
そういうのがわかると
他人がどうしてそれをやるのか理解しやすい。
例えば
自分のインナーチャイルドがボロボロだったりすると
自分の思考パターンや
行動とかが偏ってたりします。
私がこのブログで
インナーチャイルドや心の仕組みについて
毎日のように記事が書けたのも
自分の経験があるから、とも言えます。
そうじゃない人から見れば
なんでそんな風に考えるの?
理解しがたいって感じるのでは?
例えが悪いけれど
壮絶な介護を体験した人であれば
介護に疲れて家族を
殺めてしまう人の気持ちも
わかる、同情する
と思うかも知れないし
自分も同じことを考えたことがある、
だから責めることはできないって思うかも知れない。
でも、やったことがない人からしたら
その追い込まれた人の状況は
想像でしかないし、
もっと他に道はなかったのか?と
思うくらいかも知れません。
責めたり、批判したり、けなしたり
文句を言うのって簡単だけど
じゃあ自分でそれをやってみたら
きっと思っていたよりもハードだったり
厳しかったりして、
自分の想像を超えてた、
なんてこともありうる。
とは言え、人を殺めるのを
推奨はしません。当然![]()
でも、そうしたい気持ちはわかる、
と言う思い、感情はあっても良いんじゃないかなぁ
と思うわけです。
私のセラピーの先生が
ある時、こんな質問をしたの。
これだけは絶対にやらないと思うことは何?
受講者はそれぞれ
人を殺さない
裏切らない
とか、みんな意見を言ってたけど
私にはちょっと自信がなかった。
だって、もし自分の大事な人が
殺されてしまうような危機になった時、
それを阻止するために
私は相手を攻撃するかもしれない、
最悪殺してしまうかも。
だから絶対しないこと
ってないんじゃないかって。
そう考えたら恐ろしかった。
怖くて強い質問なんだけど、
今でも凄い印象に残っています。
お互いがお互いを思いやるって
相手の立場に立つと言う想像力が必要で
自分が多少でも似たような経験をしていれば
その人の立場を想像するのは
そんなに難しくないはず。
人の気持ちがわかるって
様々な経験のなせる技。
自分が通ってきた道であれば
後進に伝えることもできる。
だから、どの経験もきっと役に立つ時が来るはず。
<今日の一言>
経験は宝。
まさにその通り!と
いつか言えるようになれば良いよねー


