嫌なことなんかやめちゃえばいいと書きました。
そうは言っても
簡単にやめられないよ!
仕事しなくちゃ生きていけないし
子育て放棄なんかできなし
家業継がなきゃいけないし
みたいな状況、実際にあると思うんですよね。
なので、もう少し詳しく書いてみます
私が25歳の時、
母親がくも膜下、脳内出血で
突然倒れ、植物状態になりまして
もう手の施しようがありません、
最悪、受け入れ先がなければ
自宅で24時間看護です
っていう可能性を示唆された時
私しか実務的に母親の面倒を見れる人間がいなかったので
この先、一生そんな状態の母親の面倒を
見ていくのかと想像しただけで悪夢のように思いました。
なにせ私も25、26歳くらいだったしね。
その他、家の状況も最悪な時期で
母親には悪いけど、
もう逃げたい。
でもできない
死ぬに死ねない。
気が狂ったほうがまだマシだと思うくらいの精神状況が続きました。
でもね、
あとから考えたら
そんなに逃げたければ
逃げちゃえばよかったんだよね
母親を病院に置いて、どこか遠くへ行っちゃえばよかった。
行方をくらましちゃうことだってできたはず。
いいじゃん、別に。
親戚に面倒を押し付けて
あいつはロクデナシだと言われるくらいだもん。
でも
私の中で
それをやったら一生、罪悪感を感じて生きていくんだろうなってわかってた。
(ここがちょっとポイント
です)
正直、家のことや母親のこと、
周囲の人との関係とか
全てが本当にキツい時期で
別人のように顔が腫れ上がった母親を見るのも辛く
病院に行くのもすごく嫌でした。
だけど、毎日行かないと自分は冷たい人間なんじゃないかって
強迫観念まで出てくるし、
『やらなくちゃ意識』だけが先行して
思いつめちゃったのね。
でもこれ、
最近私がブログでよく言う
マインドの嘘、勘違いなんです。
別に、やらなくてもいいのよね。
病院では看護師さんがいてケアしてるし
別に私が毎日行かなくても構わない。
じゃぁ何故、行かなくちゃいけないと思い込んだかといえば
周りの人に
冷たい子供だと思われるんじゃないか
母親に薄情だと思われるんじゃないか
娘は私しかいないんだから、私がやらなきゃいけない
みたいな、間違った考え(信念、思い込み)に縛られてたから。
別にいいじゃん、
薄情でダメな子供なんか、この世界には沢山いるよ。
だけど、当時の私の中では
責任感、罪悪感、恐れでいっぱい。
「この世は地獄」でした。
はい、
ここまで読んで、
おかしくない?
って気づいた人いるかな。
さて、なにがおかしいんでしょう?
ヒントは
です
次に続きます





