男性をその気にさせるモテる香り5選
夏は、香りが漂いやすいので香水やコロンが活躍しますよね。 【さらに写真を見る】男性を“その気”に..........≪続きを読む≫
↑の記事で紹介されている香りを身につけたからといって、持てるようになるかどうかは定かではありませんが、異性のパートナーを見つけるにあたって香りは非常に重要な役割を持っていることは確かです。
香りを嗅ぐと香りの成分が鼻の粘膜に付着し、電気信号に置き換えられて脳に伝えられます。
このとき最初に伝達される脳の部分が「大脳辺縁系」というところ。
ここは、快・不快などの本能的な活動に関わる古い脳です。
一方、視覚や聴覚の電気信号は、知性に関わる新しい脳「大脳新皮質」に最初に伝えられます。
この違いが、嗅覚の大きな特徴です。
バラを見たときを例にすると、視覚の情報はまず「バラだ」という認識を経て、好きか嫌いかという感情に続きます。
しかし、嗅覚の情報は「いい香り」という感情がまずあって、その後に「バラの香り」と認識するのです。
嗅覚が伝わる「大脳辺縁系」は、自律神経系をつかさどる視床下部と連携しています。
自律神経は、心身のリラックスに関わるところ。
よい香りを嗅ぐと反射的に安らぐのは、このような嗅覚ならではの伝達メカニズムにあるのです。
香りの成分の中には、その成分自体にリラックスをもたらす作用があるとわかっているものもあります。
でも、おそらく、知識で判断せず、直感的に好きな香りを選ぶのが一番リラックスできるはず。
どんな成分であれ、脳が「気持ちいい」と反応することが自律神経系によい作用をもたらすからです。
そもそも、香りが本能の脳に直接伝わるのは、敵の匂い、食物の匂いなど、自らの生存を左右する情報だからだと言われています。
その成分が自分に必要か、不必要か、嗅覚で本能的にちゃんと感じとっているのです。
大変面白い実験があります。
スイスの動物学者・ヴェーデキント博士が行った「Tシャツのテスト」という『恋愛遺伝子』とも呼ばれる、HLA(ヒト主要組織適合抗原)についての実験です。
その結果、被験者の女性たちは『自分の遺伝子型と最もかけ離れた遺伝子型をもつ男性』の香りを好みの香りと感じたそう。
逆に「好みでない」とされたのは『自分の遺伝子型に近い遺伝子型をもつ男性』の香りだったそう。
つまり、より強い免疫システムを持った子孫を残すため、匂いやフェロモンによって自分の持つ免疫システムとかけ離れた異性を判別しているのです!!
たま~に、いませんか?
「この人、すっごい好みの顔・スタイルなんだけど、どうしても体臭が受け入れられない…」って人。
それって、つまり、その人は子孫を残すためのパートナーとしては自分に不釣り合いだったってこと。
そしてまた、その逆も然り(笑)
もし、気になる異性がいたら、恋愛特集とかの情報に踊らされず、その人の好む香りをリサーチして、その香りを身に付けてみてはいかがでしょう
きっと、無意識のうちにあなたのことがちょっと気になる存在になるはずなので