野ばら遊びもそろそろ終わりに


今年はかなり真面目に精力的に
あちこちを探してみましたが結論は


難しい!(笑)


モリイバラとヤブイバラ
秋まで待ったら実がなります
実の形、大きさの違いを比較すれば分かる事があるかも






逆さまですが照り葉ノイバラの仲間
たくさんあります





何度も何度も読まないと理解が難しく
時には疑問がわく
この写真はヤマイバラに間違いないのか?
この様な疑問がこの本に対する信頼感が薄れてくる








これは古い図鑑のコピーを頂いたもの


これ以外の資料を調べると
いろいろな人が言っている事が何故か符合するものがある

中央構造帯
関東の標高600メートル
部位の特徴の表現
等々


つまり

この図鑑が記されて以後の人は自らが歩いて調べては無いのでは?





花の大きさの比較はこれくらいの差があれば納得出来て理解も出来る


場所の違い、環境の違い
いろいろな違いで花も葉っぱも棘も微妙に違っていて資料通りの結果にならない








花のつきかたでも
資料通りの個体を見つけるに至らない

一時間程の範囲内の個体を調べれば調べる程疑問は増すのだ(笑)



図鑑通り
資料通りにはいかない



這う照り葉ノイバラ
ヤマイバラの特徴はほぼ理解出来る





筑紫ノイバラの資料には
球磨川、川内川、大淀川が出てくるが山間部の自生については資料が無い

霧島山系の河原でない場所で筑紫ノイバラらしきものを見つけた


河原でない林間でも筑紫ノイバラはあるのか?




照り葉ノイバラのピンク
棘無しの筑紫ノイバラ擬き
霧島のノイバラ
鹿児島のノイバラは不思議で私には結論は出せなかった


私に出来る検証は
同じ場所で同じ条件でかき集めた個体を育て観察する


それで特徴の違いを比較してみるしかない





秋までではなくずっと見続ける




結論は個体をみる数を減らした方が早く出せる(笑)
先人は何れ程の個体を見たのだろう?
車も無い時代にアクセスの悪い時代に海岸を歩き、川を歩き、山を歩いたその根気といろいろなご苦労に頭が下がった



私も出来るだけ歩いてみよう