1976年2月22日日曜日10時30分頃
倉敷市にある、とある産院で
ひとりの妊婦が産気づいていた。
先生のお見立てによると、
「出産はおそらく夕方から夜にかけてであろう」
との診断。
妊婦は陣痛の中、
ただその時を待っていた。
11時を過ぎたころの
休日の産院は静か。
ただこの妊婦を除いては。
急激に陣痛の間隔が短くなり、
看護婦さんに伝えるも、
なかなか取り合ってもらえず。
痛みは激しくなるばかり。
何度も看護婦さんに声をかけて、
確認してもらうと。
なんともうすでに
赤ちゃんの頭が出てはじめている。
そして、そこからは
あっという間の出産。
11時28分、
元気な女の子がこの世に誕生した。
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なんて書くと、
少々ハプニング感満載ですが。
なんとせっかちな人なんでしょう。
（よこはお姉ちゃん）
そんな感じで、
世の中に生まれてきました。
②へつづく
