「ベルベーヌ」は様々な古代文明で
「聖なるハーブ」としてお清めや祈りの儀式に使われてきました。
ベルベーヌ(レモンバーベナ、バーベイン、クマツヅラ)
Verbena officinalis クマツヅラ科
使用部位:葉この耐寒性の植物は、根元の葉が深裂で、上部の葉は全緑である。夏の盛りに薄い紫桃色の花が、小さく密集した穂状花序をなして咲く。
【用途】清め、幻覚、催淫のための古代の聖なるハーブで、リキュールや催淫剤に加えられた。葉の煎じ液はヘアトニックや洗眼剤に用いる。地上部は肝臓の賦活や、神経の強壮や、催乳に使う。花の部分は浸出液にして、抑うつ、不眠、神経性の頭痛、黄疸、泌尿器系の疾病、胃腸の痙攣や生理痛など治療に用いる。パップは傷や皮膚の潰瘍に有効である。研究では、心臓強化の効能と、抗腫瘍の効能をもつ可能性が示されている。
~「ハーブの写真図鑑」より一部抜粋~
「ベルベーヌ」はヨーロッパなどでは、
日常的に飲まれているとても身近なハーブティーです。
ほんのりレモンの香りがする爽やかな「ベルベーヌ」は、
ブレンドに加えると、とても美味しいハーブティーになります。
「聖なるハーブ」と言われる所以は、
その昔魔女がこの「ベルベーヌ」を使って
「恋の媚薬♡」を作っていたという言い伝えによるものです。
媚薬的な効能が実際にあるのかは分かりませんが(笑)、
リラックス、リフレッシュの両方の作用を持ち、
心を穏やかにしてくれる「ベルベーヌ」はとても素晴らしいハーブティーです。
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