シングルマザー KAORI

先日のマルシェ
(5月のリブログ)

母と二人で参加のつもりが
一家ほぼ総出(笑)
私は、この後とても大切なことに気付けました。





反抗期がほぼ無かった私は、この数年
とことん両親・自分自身に体当たりしてきました。
これまで自分の感情を抑圧し
自分は犠牲者だと信じて疑っていませんでした。
元夫や他人との関係にもそれが出ていたと思います。


相手に本音を伝え、その返答が自分の期待通りでないと、人は、拗ねたり、閉じこもったり、怒りを現したりします。


相手や状況に問題があるのではなく
いつでも自分の心に答えがあり
自分で全てのことを決定しているのだ!
ということを知ってから、私は少しずつ変わりました。



自営をするようになり
どこか地に足のついていない私を諭すように
周囲の言葉がスーッと入ってきたり
出会った人から言葉を頂戴したり
全てその時に必要なことを与えてもらいました。
それは、時にたまたま手にした本だったり
耳についた歌詞だったり。
素直に受けいれるようになりました。
覚悟が見えてこない。
そう告げられ、ハッとしたこともあります。

まだまだ誰かが助けてくれる状況にあるから
何とかなっている。
だから、覚悟も決意も見えてこない。
ということです。



生まれる前に、この時期にこの人と出会って
こういうことをしてetc...
決めて生まれてくると言います。
誕生日の数字にも、それは明かされています。
全ては必然で、私の魂を向上させるためにあった。


私は、自分で自分をダメにしている。
そんな癖にも気付くことが出来ました。


自分は籠の中の鳥と、ずっと思っていましたが、振り返ってみると、過保護ではなく、口うるさくアレしろ、コレしろと言われたことも無く、誘導することも無く。
また、私の口で説明してくるまで、黙って見守るというスタンスだったこと。
籠の中の鳥は、私の思い込みだったと、ふとした瞬間に感じました。


昔、母に名前の由来を聞いたとき
こんなことを言われました。
KAORIは、KAORIらしく生きればいい。


離婚をするときも
私が3度死の淵から戻ってきたときも
これも後に気付きましたが『自分で選んだこと』
と、無言で見守ってくれていました。
無言は時に厳しくもありますが…。
長年、命の現場で人と向き合ってきた父は
下手に言葉は掛けられないと
寄り添うスタンスでいたことを知りました。
それが当時は疑問でしたが、その時分からなくても
時間が解決に導いてくれるということも、やっと気付けました。


自分の人生。
選択権は家族でもパートナーでもなく、私。
自分主体。


今回、マルシェに家族で参加。
というより父までついてくるなんて
思ってもいませんでした。
自営しても、生活は上手く成り立たずにいた私に
『地に足をつけた仕事を』
『子どものために考えなさい』
『夢ばかり見ているな』
言われたことがあったからです。

この言葉を胸に、自分の夢と、自分の中の満たされていなかった感情とひたすら向き合ってきました。

何かをするとき、人は孤独に感じることがあるのだと思います。
それがあって初めて、大切なことに気付くことが出来るのです。

元夫やパートナー
そばに居たら、私は何も成長することなく
ずっと不満を抱え、自己憐憫に陥っていたはず。


どの形にも、そこには物語があります。
自分の才能や特技も、やはり基礎を身につけてきたからこそ、伸ばそうと努力するもの。
様々な体験をし乗り越えてきたからこそ
世に生かしたいと思う。

誰かを羨んだり妬むことに意識を向けるより、自分が今一番したいこと、してみたいと思っていることに時間を使うべきです。
そこに罪悪感を持つ必要はありません。
誰かから浴びせられる非難の言葉も、それは相手の心の中のこと。
皆、はじめは初心者。
謙虚に素直に学ぶことを大切に。
素直が一番です。



マルシェは3年ぶり。
二女がプロフィールを作成
父は、宣伝部長
母は、温かく見守ってくれて。
留守番の長男は、家事。
1人暮らしの長女は、朝一番に
母の日ありがとうのLINEをくれて
緊張していた気分を上げてくれました。




今までも、イベントに出店したり
サロン運営を考えたり
全て1人でやっている!と思い込んでいた私に
今回、久々のイベント参加で
たくさんの支えや愛があることに
深く気づけました。



何も無い平坦な人生も良いけれど
様々なことがあって人は成長していく。
これからの人生、今始まったばかり。
そう思ったら、新鮮な気持ちになる。

時間をかけて作ってきた安全な場所。
それがあるから安心して居られる。



私の本当の未来を見れる人は私しかいない。
不可能と言われることすら覆してきました。
(大変ですけどね)
自分が設定した通り
未来への道は今から続いて行く。
自分の選択を信じるのみ!!
そんなことを思った朝でした。



本当に大変な思いを克服した人は
人を傷つける言葉を言いません。
黙って見守り、時に温かな叱咤激励。
私たちは、自分を信頼することを学んでいる。
そんな側面もありますね。