パク・ミニョンとソ・ガンジュンが主演したドラマ。
のどかな田舎の農村プクヒョンリを舞台に、何か大きな出来事がある訳でもなく、淡々と静かな日常が流れて行きます。
へウォンとウンソプは28歳で、ふたりは高校の同級生。
といっても、へウォンがソウルから転校してきてからの。
高校卒業後ソウルの大学へ進み、そのままソウルで暮らしているへウォンが、母の実家であり今は📗作家の叔母が経営するペンションに帰ってきたところから、物語は始まります。
チェリストになっているヘウォンは、10年ぶりに冬のプクヒョンリのペンションにやってきました。
叔母のペンションは少し高台にあるものの老朽化し、もっと高い所に新しくできたペンションのせいで、今は泊まりに来る人も少なくなり、経営は苦しく開店休業状態。
高校時代から📕読書好きだったウンソプは、叔母のペンションから見える場所で📗📙📘書房を営んでいる。
夜は地域のラジオ番組を放送したり、ときおり地域の人々を集めての読書会も開いている。
物静かだけれど、その少し寂し気なまなざしからは、優しいく温かい人柄が感じられる。
地域の人々の仲が良い。
おおむね同じ高校の同級生だったりするので、そのせいで噂が伝わるのんも早い。
地域社会の密な人間関係を避けて、その地域を離れる人がいるのは日本でもままあることだけど、ここは住みやすいらしくて、残っている人々が多いみたい。
へウォンとウンソプの同期で一番の秀才でソウル大学に進学した彼も、ソウルで大企業に就職するコースを選ばず、この町の市役所に就職している。
へウォンと母親との関係、叔母とへウォンの関係、叔母と学生時代から付き合っている編集者との関係、ウンソプと母・父との関係、ウンソプと妹との関係……淡々としていながらも、心温まる要素がいっぱいのドラマでした。
大きな事件がないわけではないのですが、全編を通しての淡々として静かなトーンに癒されます。
何でしょう見終わると温かなほっこりした気持ちになれるような稀有な作品です
コメディエンヌのパク・ミニョンもいいけど、この作品のミニョンさんもソ・ガンジュンさんも、とても印象に残る静かな演技が素敵でした。
うまく伝えられませんが、結構お勧めの好きな作品でした。
こちらが原作。
翻訳された日本版も出ているんですね。
女性作家イ・ドゥさんの20万部超えのベストセラーの📺ドラマ化作品だったそうです。
読んでみようかしら
最後までお読みいただき、ありがとうございました。