Salon結は
「自分をたいせつに」を合言葉に
15年の看護師経験と自身の病気の経験を生かし
ココロが喜ぶカラダづくりを
あなたと共に行っていきます
和精油と和草ハーブボールを使った
心も身体もポッカポカのトリートメントを
ご提供しています♪
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ハーブボールセラピスト協会調布校〈こちら〉
こんにちは
Salon結の高橋かおりです。
昨日は
心から尊敬するセラピスト
オザティ先生主宰の
JOINUS交流会に
ゲストスピーカーとして
参加させていただきました。
今回の交流会のテーマは
「下肢静脈瘤」
私が下肢静脈瘤専門のクリニックで
看護師兼アロマセラピストとして
勤めていることもあり、
大変恐縮ではありますが
ゲストスピーカーということで
参加させていただいたんです。
多くのセラピストさんが
下肢静脈瘤に興味があるのは、
現場で下肢静脈瘤に遭遇する率が
非常に高く
対応に悩むことがあるからですよね。
静脈瘤は
トリートメントが禁忌になっている
でも
お客様は足がつらいと言っている・・・
葛藤しますよね。
私が学んだIFAでは
「下肢静脈瘤の血管拡張部分と
それより末梢はトリートメントは禁忌」
とされています。
ただクリニックでは
医師の指示のもと
静脈瘤部分にも
トリートメントを実施しています。
医師の指示に加え、
自分自身でも
十分なコンサルテーションと
十分なアセスメントによって、
トリートメント自体が
患者さんにとってプラスになる
と判断したときに
個別性に合わせて
トリートメントをご提供しています。
そして
それは
静脈瘤の病態を十分に理解し
看護師としての知識と経験があり、
どのくらいの施術は安全なのかを
経験上わかっているからこそ
安全にできることだと感じています。
すぐに医師に報告＆相談できる環境にある
こともとっても大きいですね。
もちろん
不確かなことや迷うことがあれば
必ず医師に確認をしますし、
場合によっては
お断りすることもあります。
私が特別なことをしているんだと
言いたいのではなく、
ここがメディカルとしての立場＆役割である
ということを言いたいのです
時折
「どこまでだったら静脈瘤はやっていいの？」
とご質問をいただくことがあります。
私がそれをやっていい・いけない
を判断できるわけでもなく、
そして判断をするのはセラピストでもなく、
あくまでも判断できるのは
「医師」なんですよね。
そして
多くのセラピストの組織で
静脈瘤に関してルールがあるのに
「どこまでやっていいのか」というのは
私は違うと思っています。
静脈瘤だけでなく
他の禁忌事項も同じくです。
なぜならば
ルールには意味あるから
です。
何かが起こってからでは
遅いのです。
だからルールがある！！
これは看護師として働いてきた中で
痛感したことでもあります。
クライアントさんの辛い症状を
何とかしてあげたい
その気持ちは痛いほどわかる
でも
良かれと思ってやったことで
結果、
クライアントさんに
不利益をもたらしてはいけないのです。
（これ、自分自身にも言ってます）
そしてルールを守るということは
セラピストである
自分自身を守るため
でもあり、
さらには
自分だけでなく
セラピストみんなの活動を守るため
でもあります。
私は看護師として病棟で働いていた頃に
良かれと思ってやったことで
患者さんに辛い思いをさせた
とっても苦い経験があります。
ちょっとした判断の甘さが
引き起こしたことを
今でも時々思い出し、
医療の場でも
セラピストとしての現場でも
気持ちを引き締めています。
セラピストも看護師も
人の心と身体に携わる職業で
責任のある尊い職業。
ただのマッサージ
ただのトリートメント
ではありませんよね。
だからこそ
安全安楽に
トリートメントをご提供するために
コンサルテーション＆アセスメントをし
そして
信頼関係を築けるようにもしていくし
施術もおひとりおひとりに合わせて
丁寧に対応していく
この当たり前を徹底するように
しています。
身体の学びや施術技術は
一生学び続けるのだと思うのです。
セラピストは
自分ができること
（セラピストとしてやってよいこと）と
そうではないことを
しっかりと認識すること
これが重要です。
そして
セラピストとしてできる範囲内で
クライアントさんのために
最善を尽くすこと
これがプロとしての在り方ではないかと
思うのです。
その中には
セラピストだからこそ
伝えられることやできることが
あるんですよ。
医師でもなく医療従事者でもなく
セラピストの温かい心と温かい手で
できること。
そこを
専門家として
育てていけばいい！！
そう思うのです。
自分ができないことであれば
対応できる専門家を紹介し繋ぐ
ということもものすごく大事なことで
セラピストとしての
大切な役割のひとつ
クライアントさんにとって
何がベストなのか
という視点で考えるということが
とっても大切なんだと思うのです。
今回のセラピスト交流会を通じて
セラピストの役割や
セラピストの倫理を
改めて考えることができました。
自分の認識の甘さを感じる部分もあり
たくさん反省もしましたね。
このような大変貴重な機会を
与えてくださった
オザティ先生に本当に感謝です。
そして
多くのセラピストさんの
現場の声を聴くことができ
ものすごく学ぶことができました。
ご一緒させていただいた
セラピストさんにも
本当に感謝です～！！
本当に有難い
今回は
自分自身の気持ちの引き締めのためにも
書いています。
私はまだまだ未熟者ではありますが
プロの看護師＆プロのセラピスト
でありたいと強く思っています。
そのために
しっかりと学び実践していきたいです！
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
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