健康を取り戻して
自分らしくしっかり生きていく!
そう決めてから
どうやったら健康になれるか
夢中になって研究しました。
たくさんの本を読みまくり
ヒントを得られそうなセミナーに参加したり
主治医や漢方医、鍼灸師、
カウンセラーなどの専門家に相談したり
マクロビを学んだり
とにかく
自分に合う、自分が元気になれる方法を
探し続けたのです。
カラダは思ったよりも素直で
少しずつではありましたが
確実に変わっていきました。
そして
いろんな知識を得る中で
大切なことに気がついたのです。
それは
これまで病気になった意味を
ちゃんと考えてこなかった
ということ。
つらい症状をなんとかしたい!
という思いから、
症状という表面だけを見て、
病気の根本を見ていなかったのです。
「なぜ病気になったのか」
自分のココロとカラダと
本気で向き合いわかったこと
それは、
病気の原因は
自分のココロとカラダの悲鳴を無視した
長年のめちゃくちゃな生活習慣にある
そう理解しました。
特別なことでもない
当たり前のことだった
でも
ずっとずっとそれがわからなかった
《看護師の仕事》
体調を崩す前
わたしは看護師として総合病院の外科病棟で
働いていました。
(めちゃくちゃハードな病棟だった)
看護師である母親がイキイキと働く姿を
見てきたことや、
ドラマの「救命病棟24時」に
影響されたことで
看護師の道に進みました。
人の命を支えるそんな看護師の仕事を
今でも純粋に
カッコイイ、そう思います。
いつかは救命でバリバリ働いて、
その道のスペシャリストになりたい!
そんなあつい目標をもっていました。
しかし
現実は想像以上に過酷なものでした。
不規則な勤務体制
超過勤務が当たり前の長時間労働
慢性的な人手不足
そして
自分のひとつひとつの判断が
患者さんの尊い命に直結する
という強い緊張感
いつもいつも時間に追われ
不安と緊張に押しつぶされそうでした。
余裕のない毎日に
いつしか看護師としての理想を
抱けなくなりました。
そして
日々の強いストレスを打ち消すために
欲望にまかせたひどい生活を
おくっていたのです。
でもそうでもしなければ、
自分を保つことができなかった
これも事実です。
当時、
病院に行くほどではないレベルの
様々な不調がありました。
寝ても回復しない全身のだるさ
ひどいむくみ、月経トラブル
肌あれや激しい抜け毛
気持ちの不安定さ。
仕事に行くと
ちゃんと仕事モードにできるので
とくに支障はありませんでしたが、
なんでこんなに余裕がないのだろう
なんでこんなに生きにくいのだろう
いつもいつもそう思っていました。
不調が慢性化すると
不調があって当たり前となり、
しだいに
“カラダがおかしい”といった感覚は
マヒ状態に。
病棟のみんなも同じ
不調を抱えながらもがんばっている
私もがんばらなきゃ
弱音なんて吐いていられない
現状に精一杯で、
自分のカラダを気遣うことなんて
なにひとつしませんでした。
自分のココロやカラダの悲鳴を無視した
欲望にまかせた生活。
この積み重ねが病気の原因でした。
そして確信しました。
生活習慣を整えれば体調は必ずよくなる!