ハードワークをこなす女性のための
心地よいココロとカラダづくり専門」
つつじヶ丘  Health Care Salon -yui-
看護師兼セラピストの高橋かおりです
 
 
 
こんばんは。
朝晩はだいぶ冷えてきましたね。



今日は神奈川県逗子へ仕事の打ち合わせに行ってまいりました。



思った以上に逗子は遠く小旅行のようでした。





わたしが通っていたセラピスト養成スクールには医療(看護師)クラスがありまして、
今アシスタントとしてその授業に入らせてもらっています。




医療の中で個別性に合わせたアロマセラピーを、
患者さまに安全にかつ効果的に提供するための知識と技術を学ぶクラスです。

 

本日は講師ともうひとりのアシスタントの方と打ち合わせでした。



おふたりとも、現役バリバリの看護師兼アロマセラピストです!






医療の中で

どうしたら患者さまを癒してあげられるのか、  

どうしたらつらい症状を緩和してあげられるのか、


本気で患者さまと向き合っているおふたりに圧倒されました。




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ホンモノのプロ。






わたしが病棟にいた5年〜10年前は、
医療の中でのアロマセラピーはふつうのことではありませんでした。
 



安全性どうアロマが患者さまに役に立つのといった効果等の根拠や実績が不十分だったことが背景にあると思います。







かつて、
終末期にある卵巣癌の患者さまが、全身のだるさが強くマッサージを希望されたことがありました。



院内には専門スタッフがいませんから、個人的に知り合いを呼びたいとのことでしたが、
その許可は得られませんでした。




患者さまのがっかりとた表情は今でもはっきり覚えています。





医療側からしたら、患者さまの安全・安楽を守る義務がありますから仕方のないことでした。





でも、
医療でのアロマの受け入れは大きく変わりました。





もちろん病院や施設で大きな差はありますが、 

患者さまの辛い症状を緩和することができる、

つまり患者さまの生きる今をサポートするもの


と受け入れてくださるところも増えてきました。

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本気で取り組まれてきた人たちの地道な努力のおかげです。




わたしは現在月に2回ほど、都内の病院で患者さまを対象にアロマのトリートメントケアをさせていただいています。

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その中で、おひとりおひとりにじっくりと丁寧に向き合うことのできるアロマの時間は、多くの患者さまが喜んでくださいます。



入らせていただくのは緩和ケア病棟、急性期病棟、リハビリ病棟で年齢も様々。



「わたしはいいわよ(けっこうよ)」
という方ももちろんいらっしゃいます。


無理はしないのですが、
香りを嗅いでいただきながらお話をしていくと、
ほとんどの方が受け入れてくださいます。


ハンドマッサージからはじめると笑顔になってくださいます。



不思議なものです。


もちろん男性の患者さまも。





緩和ケア病棟では日ごと体調が大きく変わりますから、その変化を感じとりそっと寄り添うことが大切です。



その一瞬一瞬の関わりにどれだけ気持ちを込めることができるか、

これはわたしが看護師としても大切にしてきたことなのですが、
セラピストしても同じです。



「アロマの時間だけは痛みのことを考えなくてすむのよね」とセラピストの訪問を楽しみにしてくださっている患者さまもいらっしゃいます。


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ありがたいです。



尊い命に寄り添えるセラピストという職業はとても幸せだと感じます。

日々多くの学びを与えていただきます。


まとまりのない文章になってしまいました。





医療の中でのアロマセラピーは、

患者さまの生きる今をサポートするものだと確信しています。






現役バリバリの講師からたくさんのことを学んでいこう!!
そう思います。



改めて、人の命に関わることができるということはすごいことだなと感じました。




最後までお読みいただき、ありがとうございますおねがい