「激務と闘うがんばる女性のための心地よいココロとカラダづくり専門」看護師兼アロマセラピストの高橋かおりです
私は7月より、月に2回、東京にある病院でアロマセラピストとして活動をしています
緩和ケアの患者さん、リハビリをされている患者さんや急性期の患者さん、ご家族や職員の方にアロマのトリートメントをさせていただいています。
患者さんはご高齢の方がほとんどで、はじめは慣れないせいかちょっと緊張されていますが、しだいにリラックスされ笑顔になっていただけます
笑顔になった瞬間が本当にうれしい
看護師としての病棟勤務時代に感じたこの思いが蘇ってきました
患者さんにいくつかアロマを嗅いでいただくのですが、アロマを選んでいただく時間も本当に楽しいです。
「これはなんとも言えないねー」
「ちょっとくさいねー」
素直な反応がとてもいい
親しみのある柑橘系の香りが一番人気
アロマって言ったら、ラベンダー!ってくらいよく使われるラベンダーは、実際はあまり人気がないんです
(私の病院での活動では)
あまり親しみがない香りなのかもしれませんね。
イロイロ勉強になります。
一般のお客様には、通常はベッドで寝ていただいて、うつ伏せや仰向けでトリートメントを行っていきますが、患者さんはそういうわけにはいきませんから工夫が必要です。
車椅子に座った状態やベッドで横向きの状態もあり、患者さんが安全で安楽であることに十分な配慮をしていきます。
おひとりおひとりに時間をかけられるので、時間に追われることなく会話も楽しむことができます
医療の場で、もっと当たり前のようにカラダに触れるケアができたら、きっと患者さんの緊張したココロや不安なココロ、痛みを抱えたココロに、もっともっと寄り添えるんだろうなと思います。
患者さんとの会話で私の方が元気づけられることばかりです。
かつての病棟勤務は本当に過酷でしたが、こうやって患者さんに癒され救われたことを思い出しました。
あの頃は大変だったという思いばかりでしたが、いいこともいっばいあったんだと気づかされました。
感謝の限りです。
これからアロマセラピストとして、患者さんのちょっとかたくなった気持ちが和らぐように、温かいやさしい時間を提供できたらうれしいです
細々とにはなりますが、病院での活動も大切にしていきますね
さいごまで読んでいただきありがとうございます。