人には、得意・不得意があると思うんだけど、
「得意」の種類によって、優劣をつけるのはおかしくない??
と思ってます。
どういうことかというと、
私はAが得意なんだ~
私はBが得意なの!
AよりBが得意な方がすごいよね!!
…っていうのは、違くない??ってことです。
たとえば私でいえば、
①旅行に行くのは得意じゃないんですけど、
家で有意義に過ごすのはめちゃめちゃ得意なんです。
②新しいことにどんどんチャレンジするのは得意じゃないけど、
1つのことにじっくり取り組むのは得意なんです。
①は得意って書くより好きの方が伝わるかもなので、好きに書き換えますね。
・旅行に行くのが好き(得意)
・家で過ごすのが好き(得意)
この2つを比べると、
旅行に行くのが好きな人の方が「すごい」って思っちゃいませんか?
極端にいうと、
海外を飛び回ってる人と、家でずっと過ごしてる人、だったら、
「海外飛び回ってる人の方がすごい!」って思いませんか?
私は思ってました。
でもさ~
海外に行って、アクティブに過ごすことで自分を満たす人もいれば、
家でじっくり自分と向き合って心を満たす人もいるわけで、
どっちがすごい、なんてことはないと思うのです。
大事なのは、
「自分にとって」どれだけ有意義な時間が過ごせたか、
じゃない??
海外にいたって家にいたって、同じ時間が流れてて、
そのときにどれだけ、あぁ~いい時間だった♡って思えるか、が大事。
海外でも家でも、場所は関係ないでしょ。
私は家にいて、漫画読んだりアニメ見たり妄想爆発させたりすることで、
心がめっちゃ満たされるし、
いろーーーーんな考えをめぐらせます。
それが、超!!充実した時間なの。
べつに無理に海外行かんでいいんだよ。
海外にいる方がすごいなんてことはないし、
家にいる方がすごい、なんてこともない。
誰かの価値観で、
「こっちの方が素晴らしい」なんて、決めなくていいんじゃない?
②新しいことにチャレンジするのが得意な人と、
1つのことにじっくり取り組むのが得意な人。
この場合も、同じことを極める人と、
どんどん新しいことをやっていく人だったら、
新しいことをやっていく人の方が、すごいって感じませんか?
新しいことやっていかないと進化しない、って思ったり、ね。
私でいえば、
私は環境の変化が得意じゃなかったから、
高校のときから社会人になるまで、
ずーーーっと同じところでバイトしてたんですね。
親には「違うことやらないの?」とか言われたりして、
(新しいことにチャレンジできない自分って、ダメだな…)
って思ったりもしたんだけど、
ずっと同じ場所にいたからこそ、できるようになったことや、
経験できたこともあります。
(ホールもキッチンも1人で任されたり、
その日の売上金を家で保管しといて、って言われるくらい信頼されたりねw)
もちろん、新しいことをどんどんやっていく人ってすごいと思うけど、
同じことをずーーーっとやり続ける人も、同じくらいすごいと思うのです。
どっちが得意かは人それぞれで(この2択だけじゃないし)、
「どっちの得意がすごいか」なんて、ないよね。
チャレンジすることだけがすべてじゃないし、
反対に、コツコツやり続けることだけがすべてじゃない。
どっちもあるから社会は成り立ってるし、
どっちが欠けてもダメなんだな、と思うと、
どっちの人も必要なんだよね~。
もちろん、それ以外のことが得意な人もね
そうやって、自分のことを認めてあげられるといいな、と思います!