手術当日 | にこ

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耳下腺腫瘍 多形腺腫と診断され、手術をしました。
手術に至るまでの経緯と体験談を綴ります。



術着に着替え着圧ソックスを履いて手術室に向かいます。

ネイルを落としてきたので爪がよわよわで、着圧ソックスを履く時めっちゃ怖かった笑

あっ、朝にもみあげを目の高さまで剃られた。

テープを貼るからと。

前までは耳周りガリッと剃ってたそうだが、先生が変わったのでここだけでいいみたい、と。

ですがテープにひっつくのもいやだったので看護師さんにうしろのうなじ近くもわかりにくい範囲で適当にそってもらえないですかと頼みました。


9時からの手術室に向かいます。

死刑台に歩いていくような、もーバクバク。

3年前にも帝王切開をしていますが、やっぱりしたくない手術、全然気持ちが違います。

そして全身麻酔だし…


台に寝転がり、点滴を入れてもらい、麻酔の点滴もいれるよーっていわれ、グラァって視界が歪むし目を瞑っていたら夢を見ていたような、名前を呼ばれてハッ!!ってなり起きあがろうとしたらあわてて止められました。その時点で手術は終わっていて、そこから病室までベッドで運ばれました。

ナースコールを握らされ、3時間安静にしてもらいます。何かあったら呼んでねと言われました。

寝転んだままいると、口の唾液が多くなり、吐きそうな気がすると思った瞬間えずきました。

ナースコールを押すもすぐきてもらえず耐えていたら、吐き気の山は超え、なんとか吐かずにすみました。吐き気止めを入れてもらいました。

3時間経ちましたよと言いにきてくださった時に携帯をとってほしいと言い夫にLINEしました。



18時の夜ご飯、なんとか起き上がりご飯を食べようとするも一口食べたらまた吐きそうで、吐き気止めをいれてもらうも結局一口食べただけのまま下げてもらいました。

ずっと眠くて、子供に電話することもなく起きたら24時でした。

やっとすこしさっぱりして、しばらく携帯を触ったあとまた寝ました。


顔にはガーゼが貼っていて、どうなってるのかよくわかりませんでした。

分厚いので、守られてる感があり、切った方に寝返りを打っても違和感はあるが大丈夫な感じでした。

ずっと痛さはあり、最初は痛み止めを入れてもらいましたがそれ以降は耐えれる範囲なので耐えました。左耳を下にして枕にあてると、イヤホンを耳の中に入れたままみたいな異物感?違和感があります。

聞いていた通り大耳介神経は切られたようで、耳たぶを触るととても違和感があります。

首からはドレーンがぶら下がっています。

抜けるまで、私はズボンのポケットに入れて移動していました。