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チケットを発行して手荷物を預ける。
普通の流れ…が、勝手が違った。

手荷物を預けるのも自動になってる。
ドラム式の大型洗濯機みたい。

前に立ち、荷物を入れて、ピッ。
荷物シールが出てきて自分で貼る。
またピッとしたら荷物が奥へとクルリン。
赤外線チェックをして流れていった。

このマシン面白い。

思わず見入ってると、
May i help you?
スラリとした外国人男性スタッフ。

大きなサングラスのせいか?
外国人観光客に思われたのかな?

搭乗待ちは、
もっぱら大きなガラスの最前列。
前の景色を眺めてるだけで心躍ります。

座席に座って間も無くすると離陸。
滑走路をゆっくり動き始めると、
作業スタッフの方々が飛行機に手を振ってる。
笑顔で腕の関節も滑らかに大きく振られる手。

機内の私からはよく見える。
彼方からは小窓を覗く私は見えているのか?

旅の始まりが気持ち良過ぎます。
これも、日本の文化なのかな?
お も て な し の心地良さ。

仕事で利用する事が多いけど、
それでも降り立つ土地への期待が高まる。
完全に旅なのであります。

それにしても、
飛行機のカラーリングも賑やかですね。
形も様々あって見ていて飽きない。

どれだけの人が行き交うのかな?
働いてる人はどのくらいいるんだろう?

そんな子供みたいな疑問が浮かんだり。

一気に加速して離陸。
東京湾が横から下へ。

東京の天気は小雨模様。
しっとり雨色に包まれてた。

その景色も束の間…
雨なんです。
すぐに雲の中へ。

まーーーーっ白の世界。
迷い込んだように何も見えず。

手元の本に目線を落としていると、
あら…雲が遥か下へ。
太陽眩しい青い空に浮かんでる。

頭ではわかっていても、
真逆の天気を数分で味わうのは、
やっぱり不思議なのです。

りんごジュースを頂いて、
しばらくすると着陸の案内が。
あと20分で目的地に着くらしい。

お陰様で、眠る時間がない。
むしろ、もう少し乗っていたい。

ライト兄弟に感謝。
文明の利器の素晴らしさ。

便利で快適で夢があって、
空の旅はたまらんのです。

そういえば、
ロンドンに行った時、
葛飾北斎展をやってた。

当時のリアルな描写が、
今、世界を旅してる。
日本って面白そうな国だなって、
日本人の私でも思う。

もし北斎が空に浮かんだら…?
その前に…、腰が抜けちゃうかな⁉︎

頭の中は、
すでに旅行中(笑)

さて、そろそろテーブル戻さなきゃ。
長々続いた私の独り言も、
これにて お し ま い。