こんにちは


薬剤師のひとり言です


先日、ある薬局に

お知らせが貼られていました



10年以上前、

こんなことが行われていたら


よかったのに、と思う

変化です


定期的な受診の結果

祖母の家に行くと

いつも薬の入った袋が

山積みになっていました


既に亡くなっているため

確認することはできませんが


複数の医院に定期的に

受診していたようです


毎日、複数回、

複数種類の薬を服用するのは


意外と大変です


飲み忘れはあるけれど、

定期的に受診して、

その都度、処方される薬が


少しずつ、残っていって

山積み状態になったのだと

思います


そんなことができるの?

薬局に貼られていたのは

残薬に関することでした


薬が残るには

様々な理由が考えられます


飲み忘れだったとしても、

生活習慣と薬の服用タイミングが

合わない


薬への不安から

忘れがちになる


などなど

人それぞれ異なります



こんなこと、相談したら

ちゃんと服用できてないって

知らせるみたいで恥ずかしいななど思わず、


薬剤師に相談してみてください



あなた自身が薬を服用していなくても

身近な人、私の祖母のようなケースを

見かけたら


教えてあげてください



薬剤師と医師との連携で

処方日数の調整や

飲み忘れ対策等が

可能なことがあります



これも薬剤師のお仕事の一つ


そして、これは患者が伝えないと

わからないことです



残っているお薬と、その袋や

説明の用紙があるようでしたら

お薬手帳等と一緒に


その薬を処方された薬局で

相談してみてくださいね


あなたのその一歩が

薬の適正使用や


社会の医療費全体に

貢献します

今日の写真: シロヤマブキ


花は白いのですが

実は写真のように真っ黒

そして4つセットになって

実がつきます


美味しくないのか

食べられず、

このまま残ることが

多いそうです


今日も最後までお読みくださり

ありがとうございました


今日も良い一日でありますように


Kaori