アメリカには、前回ミシガンに4年駐在していて、今回オハイオ州に来て2年目になります。
駐在家族の間では、休暇にどこへ旅行に行くかが大きな話題になりますね。
元々旅行好きな我が家も、ご多分に漏れず、お休み毎にあちこちへの旅行を楽しんでいます。
そして、アメリカの3か月もある夏休み!
サマーキャンプに参加するお子さんたちが多い中、我が子はあまり参加したがらず・・・。
特に、前回は長男がアメリカに反発して(苦笑)「サマーキャンプも、サマースクールも行かない!!」と言っていました。
でも、毎日家で過ごしても何をしてよいやら・・・。
なので、「それならママと一緒にアメリカ中を旅しよう!」と、母子放浪旅に出掛けました。
主人は長期休みが取れないので、子供達3人と私、母子4人旅です。
当時、7年生を終えたところの息子。8年生ではUSヒストリーを習うので、「だったらアメリカの独立の歴史を勉強しよう!」と、東海岸へ。ボストンに始まり、独立13州を見て回る旅をしました。
その次は「南北戦争の歴史を辿ろう」と、アトランタ~サウスキャロライナ~バージニアと南部を旅行。
その合間には、車でしか行けないような街や日本からの旅行ではまず行かないようなレアな街にも行きました。
そんな旅を続けたお陰で、何と!!
今までに訪れた州は50州のうち31州!!
ネバダ、ユタ、アリゾナ、コロラド、テキサス、ミズーリ、ウィスコンシン、イリノイ、ミシガン、インディアナ、ケンタッキー、テネシー、オハイオ、ニューヨーク、ペンシルバニア、ウェストバージニア、バージニア、ノースキャロライナ、サウスキャロライナ、ジョージア、フロリダ、メイン、ニューハンプシャー、バーモント、マサチューセッツ、ロードアイランド、コネチカット、ニュージャージー、メリーランド、デラウェア、ハワイ
そして、そのうち、訪れた州都は13!!(上記の赤字の州です)
私自身、歴史が好きなので、州都を訪れたら必ず州議事堂を見たいと思っちゃうんですよね。
ここで、ちょっとウンチク、豆知識を。
州議事堂は英語でどう表現されるか、ご存じですか?
多くの州では State Capitol と呼ばれるのですが、一部の州では State House、そして
インディアナ州とオハイオ州ではStatehouse と呼ばれます。
ややこしいですね
ついでに、もう一つ、よく勘違いする単語。
Capital と Capitol
スペルは違いますが、発音は同じなんです。
なので、そりゃ、間違いますよね~
Capital は首都や州都など、「場所」を表します。
Capitol は建物を表すので「議事堂」を意味するのです。
なので
Capital with a は 場所
Capitol with o は建物
と覚えたら間違わずに覚えられるようになりました!
さてさて、話を戻して・・・。
ほとんどの州都で州議事堂を見ましたが、印象に残っているのはメリーランド州アナポリスにある州議事堂。
アメリカがパリ条約に批准して正式に独立した、その街がこのアナポリスで、ワシントンD.Cに首都が移されるまでの約9か月間はここが国会議事堂の役目を担っていたのです。
そして、当時、ここで働いていた後のアメリカ合衆国初代大統領のジョージ・ワシントンがこの建物にとても愛着があり、ワシントンD.Cに首都が移る時に「新しく建てる国会議事堂はこの建物と同じように設計してくれ!」と頼んだそうです。
国会議事堂に似ていると思いませんか?
そして、私が個人的に好きなのはジョージア州議事堂です。珍しくドームのない白亜の議事堂は第三代大統領、トーマス・ジェファーソンの設計です。
金色のドームが目を引くボストンにある州議事堂やチャールストンの州議事堂も存在感大ですね。
この夏の旅行では新たに5つの州都を訪れる予定です。
ユタ(ソルトレークシティ)、ワイオミング(シャイアン)、ニューメキシコ(サンタフェ)、オクラホマ(オクラホマシティ)、イリノイ(スプリングフィールド)。
そして、デンバーは以前訪れていますが州議事堂は見ていないので、今回はダウンタウンも観光して見に行くつもりです♪
それぞれ、どんな州議事堂なのか、今からワクワクしています