それは幼少期に培った

価値観にあります。

 

 

先日、某レストランにお昼を

食べに行った時のこと。

 

 

お店は空いているのに

30分たってもご飯が出てこない。

子供がお腹をすかせているので

『あとどれくらいですか?』

と店員さんに聞く私。

 

 

すると、

『お店の人は頑張っているのだから

余計なことを言わないのよ』

と母が言う

 

 

それでもご飯は出てこない

聞くことが悪いと思わない私は

店員さんが通ると

すかさず話しかける。

 

 

『若い子が連休なのに働いている。

かりかりせずに待ってなさい』

と母がいう

 

 

 

 

あー、母自体が『我慢の人』

なのだと感じる

 

 

相手に何か言ってはいけない

ただじっと待っていれば迷惑かけない

何か言うのはこちらの『わがまま』

 

 

たぶんこんな価値観なのだと思う

子供の頃、私が自己主張できなかったのは

この価値観をベースに育てられたからだ

 

 

 

 

大人になり、私は物申す私に変わった(はい、おばちゃんですw)

動かしたくてうずうずしていた羽を

ようやく広げられた

素の自分に戻ることができた

 

 

そんな私を、

母はもちろん評価してくれない(だよねーw)

 

 

でも、もう関係ない。

母の評価を求める私はもういない

自分の評価は自分ですればいいと知ったから。

 

 

母と私は、違う価値観を持つ違う人間。

たまたま親子の配役で

この世に生まれたのだ

だからこそ、一緒にいられて

楽しい思い出もたくさんもらった

 

 

これからは、人間同士

お互いの違いを受け入れて

尊重していこう

 

 

母なら分かってくれる

家族なんだから分かって当たり前は

間違いだと思う

 

 

 

私達は、パズルのピースのように

ひとつひとつ形も色も違う生き物

でも、だからこそ

ピースがつながったときに

大きな絵となり、力を発揮できる

 

 

これを認識できるまで

随分と長い時間がかかったw

でも、今わかってよかったと思う。

私の人生、未来から見たら

今が一番若いのだからw

 

 

私一人では、到底認識できなかった

パリ美学の恩師、メレ安芸さん

共に学ぶ仲間たちに

心から感謝したい。

心がじーんとしてしまう

そんな火曜日。