●乳房再建のこと 今、自分の選択に満足できている理由
こんにちは!がんサバイバーセラピストの香織です。
私はスターバックス好きなのですが、初めて行く店舗で、お気に入りの場所を見つけました。
これから通っちゃうかも?!
私のがん治療のひとつ、乳房再建について、書こうと思います。
私は、左胸を全的と同時に、エキスパンダー(拡張機)を入れました。
そこから、8か月かけて、お胸の皮を伸ばします。
エキスパンダーは、中にお水を注入できるようになっていて、徐々にお水を入れて、膨らませていくんです。
そうすると、切除した胸の皮膚が伸びていく仕組み。
お水を入れた直後は、パンパンに張るんですよ~。
当初は、人工物(シリコン)を入れる予定でしたが、色々調べていくうちに、自家組織再建(自分の筋肉や組織を使う)にたどり着きました。
主治医に相談したら、「ご自身のことだから、色々検討しましょう!応援しますよ」と言っていただきました。
自家組織再建にも複数のやり方がありますが、主に背中やお腹から筋肉や組織を移動させるというやり方があります。
形成外科の先生のお見立てで、広背筋皮弁(背中)の術式で行きましょう~ということに。
形成外科の主治医は、初めて会う先生で、乳房専門というわけでもないのですが、会った瞬間、「あ、この先生、絶対いい」と、確信めいたものが、私の心に湧いてきたんです。
私の勘は、大当たり(いやいや、先生の腕がいいのです笑)
手術が終わって、目覚めたとき、胸をみたら、すっごいきれい!すごいいいバランス!と感動したことを、覚えています。
背中には、大きな傷が残っています。
今回、ランニングを始めて感じたことですが、広背筋をとったことで、スポーツへの影響が出でいることがわかりました。
まったく、生活には支障はないのですけどね。
そこも含めて、私はこの術式で再建できたことに、とても満足しています。
自家組織再建、シリコン再建、どちらも一長一短があります。
再建も、治療のひとつ。ボディイメージって大切だと思うから。
再建を考えるとき、ご自身のライフスタイル、ご自身が何を大切にするか、よく考えてみてくださいね。
ポイントは、遠慮は禁物。わがままに行きましょう!
あなたの、大切な体ですから。
私が、何があっても満足していられるのは、自分の心の声に従ったからです。
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