熊谷直実800回忌「わが本願のあらん限り」at総本山光明寺 | 熊谷かおりの「京ことり」

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本業は音楽です。ピアノ・歌・作詞作曲・創作ミュージカル、
いろんなジャンルに活動拡大中。日本ペンクラブ会員。先祖の研究、エッセイ執筆・・・
京都市在住の日々を綴ります。

今日は

「わが本願のあらん限り」

動画編集No.6

について書きますね。

 

熊谷直実の騎馬像(埼玉県JR熊谷駅前)

 

熊谷次郎直実は、源平合戦で勇名を馳せますが

戦場で幾多の命を殺めたことに苦悩して

法然上人の弟子になり

京都西山粟生野に

念仏三昧院を建てました。

 

今の西山浄土宗総本山光明寺です。

 

(総本山光明寺の女坂にて)

 

一ノ谷合戦で

源氏方の熊谷直実は

平敦盛を心ならずも討ち取ります。

 

十六歳の公達、敦盛は

我が子、小次郎直家と同年の

若い命でした。

 

「武家に生まれずば

このような運命もなかったろうに・・・」

 

そうですね

武家の男子に生まれて

合戦があったなら

どんな心境で戦場に向かうのでしょう・・・

 

仏門に入り懺悔した直実は

合戦で亡くなった源平両氏を弔い

苦しむ人々を救いたいと

その一生を捧げました。

 

そんな彼の心をうちを歌物語にした

「わが本願のあらん限り」

熊谷直実800回忌の音楽法要を

粟生光明寺で公演。

 

たまたま800年後

子孫に生まれただけなのに

なんて私はLucky

関係者の方々に感謝しています。

 

 

      

 

 

僧侶の声明からスタートした舞台のラスト

みんなで合唱しました。

 

有志のお坊さんが遠方から

リハーサルに駆けつけてくださって

ユニークな音楽法要が実現。

 

粟生光明寺は

春の桜 秋の紅葉

西山の清々しい風

そして

私の先祖が

鎮座して待っています(笑)

 

また美しい眺めとともに

ご紹介したいと思います。

 

 

いつもここに来てくださって

ありがとうございます。

 

お体お大事に

お過ごしくださいね。