家森先生は、
健康と長寿に重点的に取り組む予防栄養学者です。
死因の60%を占める脳卒中や心臓病などの生活習慣病には、
「知識のワクチン」で対抗することが必要だと提言していらっしゃいます。
世界規模で食事関連のバイオマーカーを調べて、
遺伝や生活習慣を問わず誰にとっても、
栄養が生活習慣病のリスクに大きく影響していることを明らかに
されています。
また、家森先生は
ゲノム(遺伝子)が生活習慣病の因子を持っていても、
大豆や魚を適塩で食べるといった、より良い食習慣を学ぶことで、
世界中に広まりつつある生活習慣病を予防できると提唱なさっています。