【映画】ある男 | 小田原出身ピアノ弾き語りSSWのkyaoの日々

小田原出身ピアノ弾き語りSSWのkyaoの日々

⚫︎神奈川県小田原市出身
⚫︎ピアノ弾き語りシンガーソングライターkyao(きゃお)
⚫︎2016.8.25全国流通〈恋文〉リリース
⚫︎FMおだわら毎週第2土曜12:00〜15:00kyaoラジ! メインパーソナリティ

2024年また映画の勝手な感想をメモがわりに書き留める系SSWやっていこうと思います指差し

 

是非興味ある方もそうでない方も読んでいってね〜!

 

 

タイトル【ある男】

 

 

 

 

 

2022年公開作品

 

 

 

 

 

【あらすじ】

愛したはずの夫は、まったくの別人でしたー

弁護士の城戸は、依頼者の里枝から、亡くなった夫「大」の身元調査という奇妙な相談を受ける。里校は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがと出会う「大術」と再婚。新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日彼が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに染れる中、長年になっていた大の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と衝察の事実を告げる。

愛したはずの夫は、名前もわからないまったくの別人だったのだ・・・・。

「大祐」として生きた「ある男」は、いったい誰だったのか。

「ある男」の正体を追い“真実”に近づくにつれて、いつしか城戸の心に別人として生きた男への複雑な思いが生まれていくーなぜその男は、別人として生きたのか。

弁護士・城戸がその真実に辿り着いたとき、必ず涙する

あなたの亡くなったご主人をXと呼ぶことにします。

 

【感想】

弁護士の城戸役を妻夫木聡さん

里枝役を安藤サクラさん

亡くなった夫役を窪田正孝さん

その他脇を固める俳優陣も仲野太賀さん、柄本明さんでんでんさんに清野菜名さんなどなど

豪華な映画でした。

 

"この人大祐じゃないです"
この言葉から物語が始まる。

 

この作品の主人公は最初里枝かと思いましたが

タイトルになっているのは男の亡くなった夫のX

しかし最後まで見ると実際は弁護士の城戸

 

他者から自分を見た時

肩書きがなくなった時いったい自分を定義するものはいったいなんだろうか。

考えさせられる映画でした。

新しい街で新しい名前で生活して新しい未来を築いていったらそれは嘘になるのでしょうか。

逃げたい時にそんな道もあるのかもしれない。

実際そんな人もいるのかもしれない。と思いました。

 

映画の色味やテンポ感が私かとても見やすくて好きな作品。

 

側から見たらうまくいっているかもしれない

でも実際は真逆なのかもしれない。

差別、偏見、妙にリアルで面白かったです。