エデンへの帰還
ーTEARS OF MUー
アブラム:
エデンを出た者たちは、
人を物のように所有できると思い込んだ。
暴力や権力やお金で人を所有し合った。
そこに競争や上下の権威の奪い合いが起こり、
人々はより悲しく醜くなった。
神は、そのような人々を嫌った。
自己拡大がもてはやされ、
人々は突起した大物になりたがった。
そしてその手先にまで落ちていった…。
その人々の愛は傷つき、けがされ、
この世の最大の醜きものとまでなってしまった。
自らの中の愛を失い、美しさや優しさまで、
なきものと信じた…。
本気で悪魔となったとまで信じた者たちまで生まれた。
一体なる美しきエデンを出た人々の悲しみである…。
自我の向上を目指し、分離した人々は、
世界をさまよい、
支配力、権力や、
地位や、名誉、
資金力を自我-分離-の向上として必死に求め
それと引き換えに
美しき、その人達の宝である、
万物と一体なる本質を失い、愛を失って、
本来持っていた素晴らしき誠実さと至福を失い、
夢を、愛しさを
すべての美しさの良きものを失った。
神聖さのすべてと引き換えに、
醜き者となってしまった…。
それで良かったのか…
今、みながそれに気づき、
腐ったものと別れようとしている…。
神に、そして、あらゆる者に
嫌われてしまった悲しきエデンを出た人々…。
万物と一体なるエデンへ帰還した美しき人々は、
自我の向上、高揚、勝ち負け、
争い、偽りのすべてから自由となり、
そのようなものはみじんも欲しくないという思いに
つくづく変化した。
万物からの分離を強く嫌い、他を愛しみ、
元から持っていた正義へ帰っていった。
神は真に喜んだ。
みながエデンへ帰ってくる。
なんと嬉しいことか…と…。
宇宙の法則は一体なる愛しさ…死をこえるほどの…
それがEDENの一体性の意味なのです Vol.249
エデンへの回帰
人類は必ず 回帰にむかう