世紀の対決

ぶーーーん
ぶーーーん
ぶーーーん

この音・・・
この羽の音・・・

やつだ・・・
間違いない・・・

やっぱり・・・
やっぱり・・・


カメムシ・・・
ここで会ったが１００年目
世紀の対決


わんくぅの気配を察してしまったのか
なかなかとまろうとしない・・・

カメムシはご存知のとおり
身の危険を感じると　特有の匂いを発射する・・・
あの匂いを発射する前に

カメムシに気がつかれる前に
ごりんじゅうしていただかなくてはいけないという
非常に・・・非常に・・・非常ーーーーーーーーーーーに
高度なテクニックが必要になってくる・・・


「おまえはすでに死んでいる・・・」

としなければ・・・

気づかれてしまったら・・・
あの匂いを発射されてしまう・・・

ち・・ちくしょう・・・
カ・カメムシの野郎
で・でんきのところに
と・とまりやがったぜぇ～。

い・今しかない・・・


「お前はすでに死んでいる・・・・」


「ベイビー！！　
カメ野郎に襲われた時には　わんくぅを呼びな～！！
すぐに助けにいくからなぁ～
あばよ～！！」




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