モンテッソーリ・・・???

 

これは、「マリア・モンテッソーリ」という人の名前です。

マリア・モンテッソーリは、イタリアで女性で初めて医者になった女医さん。

医者だったモンテッソーリがなぜ教育者になっていったのでしょう?

 

医者は、常に患者さんを観察して病気を治していくためのアプローチを行なっていく仕事。

 

ある時、モンテッソーリは医者として精神病院を訪れました。その病院の子どもたちが、食事の後に床に落ちたパン屑を拾うという場面を目にしました。

 

この様子をそこにいた子どもたちを監視をしている人は、「食事が終わると子どもたちはパン屑を拾いあさって食べるんです。」とけげんな様子で話した。

 

しかし、モンテッソーリは・・・

 

 ①目でパン屑を見つける

 ②見つけたパン屑に腕を伸ばして、指先でつまむ

 ③口元に運ぶ

という動きに注目。

 

子どもは食欲を満たすためにこの行動をしているのではなく、この動きをやりたくてこの行動をしているのではないかと子どもを観察する中で直感的に感じたのです。

(部屋には手を使って遊べる物は何もなかった。)

 

モンテッソーリは、医者として患者さんを見るときに

磨いてきた「観察」という力を使って子どもの姿を捉えることをしました。

そして、子どもの観察から、子どもの行動に対するアプローチを整えていったのが、教育者への道の始まりです。

 

少し前に、将棋の藤井四段が、幼児期にモンテッソーリ教育を受けたということで、耳にする機会が多くなったモンテッソーリ教育。

 

 

世界的に有名な人にも、モンテッソーリ教育を受けていた人がたくさんいます。

 

・Google創業者 ラリー・ページ、セルゲイ・ブリン

・amazon創業者 ジェフ・ベゾス

・Facebook創業者 マーク・ザッカーバーグ

・ウィキペディア創始者 ジミー・ウェールズ

・マイクロソフト創業者 ビル・ゲイツ     etc

 

世界的に上場している企業ばかり・・・笑

モンテッソーリ教育にヒントがあるんです。

 

次回に続く・・・

 

 

☆キーワード☆

「観察」