たった3分の体操。

だけど、これを“100日間続ける”と決めると、
その重みやハードルは、思っていたよりずっと高く感じます。

でも今、3日目を終えて、
参加してくれている皆さんが、それぞれのタイミングで取り組んでくれていることが、
本当にうれしくて、ありがたくて、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

“続けること”って、簡単そうで、やっぱり難しい。
体調や気分、仕事や家庭のこと…。
日々の暮らしには、いろんな波があります。

だからこそ、
小さな積み重ねを「仲間と一緒に」できることの尊さを、今、深く感じています。

「たった3分でも、自分のために時間をとる」
「昨日より今日、今日より明日、ちょっとでも軽く、楽しくなる」
そんなふうに、心や身体の変化に耳をすませながら、
100日後の自分にワクワクできるように、これからも一緒に続けていけたらうれしいです。



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以前の私は、いろんな仕事をしてきました。
働く → 収入を得る。
それが当たり前で、目の前のお金を増やすことが、夢を叶える手段だと思っていた時期もあります。

大きなお金が入れば、きっと自由になれる。
夢も叶う。そう思っていました。

でも、ふと立ち止まったとき、こんな問いが浮かんだんです。
「自分だけ豊かになって、それで本当に幸せなのかな?」

夢って、ただ叶えることがゴールじゃない。
共感してくれる仲間がいて、
分かち合える人がいてこそ、
本当の意味での喜びや豊かさが生まれるんだと気づきました。

さとう式で学んだことのひとつ。
“決めれば、必ず目的地には行く。”
でも、そのとき「どんな自分で、誰と、どんな景色を見ていたいのか」が、とても大切なんだと思います。

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私の目標は、亡くなった母です。
母のまわりには、いつも人が集まっていました。
良いものは良いと、まっすぐに伝えることができる人。
そんな母の姿を、ずっと尊敬してきました。

長男である私の兄の借金を、母は背負っていました。
私も知っていたし、お金を貸したこともあります。
それでも母は、最後まで兄のことを気にかけながら旅立ちました。

お金の大切さも、痛いほど感じました。
けれど、それだけじゃない。
人を想うこと、誰かのために尽くすこと――母の生き方には、それが根っこにあったように思います。

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いつか私は、尊敬する母を超えたい。
そう願いながら、日々を歩いています。

人生の終わりは、いつ来るかはわからないけれど、
「今日もなんだかワクワクする」
そんなふうに過ごせる日々を、私は選びたい。

そして、私のまわりにも、同じようにワクワクしながら生きる仲間が増えていったら――
それがきっと、私にとっての“豊かさ”なのだと思います。

だから私は、まず――
自分のやりのこしたことを、全部やってみようと思います。

誰かの顔色をうかがうのではなく、
「自分がどうしたいか」を大切にして、
心の声に正直に、やってみたいことにチャレンジする。

それが、母への想いにも、未来の自分への信頼にも、つながっていく気がしています。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。