心にそっと余白を。自分を大切にする時間を届けている、髙須かおりです。


母が亡くなってからは、母代わりのように私を見守ってくれた叔母さん。

母は3人姉妹の真ん中で、両親を早くに亡くしました。

一番上の叔母さんは、きっと若い頃からたくさんの責任と苦労を背負ってこられたのだろうと思います。


その叔母さんが、今、食べられなくなり、胃ろうになったと聞きました。





決めるのは家族。

わかっているけれど、近くにいるわけでもなく、ただ「見守るだけ」という距離感が、どこかもどかしく、切ないものがあります。


想いはあっても、伝えきれていない「ありがとう」や「ごめんね」。

そんな気持ちがふと込み上げてきました。


私が「さとう式リンパケア」に出逢ったのは、母の体調が急激に悪化したときでした。

かつて70キロ近くあった体重が、いつの間にか半分に。

「おかしいぞ」と思ったときには、認知症も進み、腎臓や心臓が弱り、今度はむくみがひどくなって…ぱんぱんに。

身体から水がにじみ出てくるほどになっていた母を見て、「何かできないか」とYouTubeで検索したのがきっかけでした。


でも結局、私は母にさとう式をほとんどしてあげることができませんでした。


だからこそ今、私がこうして活動を続けているのは

「病気になる前のケアを届けたい」

その強い思いがあるからです。


叔母さんにさとう式をすることは、もう難しいかもしれません。

けれど、私のなかにある“あたためてきた想い”は、ちゃんとこの手の中にある。

生きているうちに、大切な人にふれることの大切さを、これからも伝えていきたいと思います。


最後までご覧頂きありがとうございました。