〜心に寄り添うということ〜

心にそっと余白を。

自分を大切にする時間を届けている、髙須かおりです。


昨日は、カウンセリングの勉強会に参加しました。MRTマスターの見学も兼ねて、心の仕組みや人との関わり方について深く学ぶ時間でした。


講義の中で印象的だったのは、「自分がどんなサロンをつくりたいのか」というコンセプトの大切さ。自分なりに考えてきたつもりでしたが、まだまだ甘さがあることを痛感しました。


60歳を迎えた今、これまでの人生経験を少しでも誰かの役に立てたらという思いで、学びを重ねています。


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お昼には、美味しいハンバーグランチ。誰と、どんな時間を共有するか。それだけで心が温かくなるような、そんなささやかな時間がとても好きです。


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夕食の前、駅からお店に向かう途中で、目を疑うような光景に出くわしました。


お父さんが3人の子どもを連れて歩いていて、2人の子は笑っているのに、1人の女の子にだけ激しく怒鳴りつけていました。女の子は年長さんくらいで、恐怖に怯えたような目をしていて、今にも泣き出しそうというより、悲鳴を上げていました。


お父さんの剣幕や態度から、**「きっと普段からこんなふうに強く叱ったり、場合によっては手を出したりしているのではないか」**と感じてしまったのが、私の正直な思いです。


けれど、その場で何もできなかった自分。声もかけられず、ただ通り過ぎるしかなかったことが、今も胸に引っかかっています。


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その後、息子と合流してガッツリお肉の夕食。楽しい時間の中でも、ふと、娘から聞いた話を思い出しました。


娘の友人(シングルマザー)の子どもが、ちょっとしたケガをした状態で保育園に行ったところ、先生が虐待の疑いをかけて児童相談所に通報し、母子が一時的に引き離されることになったのです。


実際はただ転んだだけだったそうで、娘もその親子のことをよく知っているからこそ、「そんなことをする人じゃない」と強く思っていました。


でも、その友人が泣きじゃくっていたのは、「シングルマザーだから、そういう目で見られている」と感じたから。保育士の目や行動に、偏見のようなものを感じ、深く傷ついたようです。


私は幼稚園教諭の資格を持っています。だからこそ、子どもを守るための対応は大切だと理解しつつも、親と先生の信頼関係、丁寧な対話の必要性を改めて考えさせられました。


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最後は、美味しいお肉でお腹いっぱいに。満足と反省(ダイエットしなきゃ…)が混ざった気持ちで1日を締めくくりました。


学びもあれば、心を揺さぶられる出来事もあり、改めて「寄り添うことの難しさと大切さ」を感じた1日でした。

最後まで読んで頂きありがとうございました。