川島なお美さんが24日午後7時55分、

胆管がんのため、都内の病院で亡くなりました。54歳。


芸能人の中では好きな人物でした。14年に肝内胆管がんの手術を行って、

15年9月に報道陣の前に姿を見せたのですが

その時のあまりのやせ細った姿に驚愕しました。

筋肉が全くない。笑顔だけど、どことなく疲痩した表情。

こんな細い体で生命維持できるのだろうか

と心配していたのですが。


死を迎える前には、体重が減少するんですね。



好きな芸能人とはいえ、会ったこともなく遠い存在です。

しかし亡くなったと聞けば、言いようのない一抹の寂しさです。

萩原流石さん 小林カツ代さん ポール・ウォーカーさん

なんて言ったらいいのか…。

芸能人という立場の人が日本の醜いペット産業に目を向け、

問題意識を挙げて批判するのって、すごい影響力を与えると思うんです。


愛護団体を立ち上げてブランド犬だけひきとって

いる某女優もいるけど

レスキューや商業目的の売買については何も言及していない。


川島さんの場合は、ブログを拝見したのですが

殺処分ゼロを目指して川崎市を応援していました。


川島なお美さんのブログから。

殺処分ゼロを目指して



先進国なのに

日本はまだまだ
動物愛護の意識に関しては
最低のレベル



年間18万頭もの
わんちゃんネコちゃんが
処分されています




飼い犬が老いでぼけてきたから
引越し先で飼えなくなったから
そんな勝手な理由で
保健所に捨てに来る飼い主



大きくなりすぎて
売れなくなったからと
大量に捨てに来る
ペット業者



一度は預かった命を
なんでそんな簡単に
粗末に扱えるのでしょうか

その命たちは
ガス室に入れられて
大量に処分されていきます


安楽死ではありません
20分以上は
毒ガスが効くまで
もがき苦しむのです



でも川崎市では
獣医さんが一頭一頭に
麻酔注射をして
配慮してくれています



6年前は1000頭以上あった
殺処分の数も
年々減ってきていて
去年は300頭弱にまでなりました



飼い主さんたちへの啓蒙や
里親探しに
市をあげて力を入れているからです



ゼロになるのも
夢じゃない



二匹の愛犬の写真の下に

「君たちと
東京オリンピックを見るのが
夢だよ
長生きしようね」と書いてあったのですが複雑な思いです。
二年前の日記ですが、人間ドッグを受けた年です。体の異変を感じていたのかも・・・

先日テレビで「老衰死 穏やかな最期を迎えるには」の特集が組まれていました。
石飛幸三医師の取り組みを紹介していて
私が印象に残ったのは

命の尊重を重視しているイギリス 

その施設で働いている女性の方が言っていました。

「安らかな最期を迎えれたものこそが人生の勝者なんです。」

誰もが願う“穏やかな最期”

そこには財産も地位も関係ありません。今回の川島さんの訃報と共に

色々、考えさせられた出来事でもありました。


ギリギリの状態で笑顔を見せて仕事してた 川島さん、最後まで女優でした 。




一番綺麗な頃の写真を載せておきます。

しばらくは落ち込む日が続きそう。(ノ_・。)