アメリカ・ニュージャージー州にある、

古いアパートのゴミ置き場に捨てられていた皮と骨だけの犬。

ごみ袋に入れられて、わずかに動いていたことから発見者が気付いたそう。



ゴミ収集車の圧縮機にかけられる寸前.....。
ベテランの獣医たちでさえ、息をのむほど無惨な姿だった。



死んでいると思われた犬はその時、まだかすかに息をしていた。
検査の結果、ひどい脱水症状と栄養失調。貧血状態、免疫力は落ち、重度の皮膚病を併発。
命は風前の灯火だった。

懸命に生き延びようとする命を消してはいけない。

パトリックと名付けられた犬は、集中治療室に入れられ、

医師たちは諦めずに必死の看病を続け交代で24時間、パトリックに付き添った。
胃の中には8センチもの異物が。

空腹のあまり石やマグネット、体毛、ゴミなど、落ちている物を何でも口に入れていた。



この異物が胃を圧迫して水分や栄養が上手く摂取できないので
内視鏡を使い、異物の除去が行われた。

そんな頃・・病院には、パトリックの容態を心配して

「何か協力させて」「パトリックを引き取りたい」という電話がたくさんかかってきていた。



パトリックの存在はさらに認知され、保護から3日後にはCNNニュースが報道。 瞬く間に全米に知られるようになった。 さらに、ニュースを見た子供たちが募金活動を始めるようになった。 寄付金は、3日間でおよそ300万円に達し、励ましの手紙やプレゼントも殺到した

そして、保護から2週間後。 走り回れるほどに回復。 体重も20kgまで増えた。




 パトリックの現在は、動物病院のパトリシアさんが引き取り、彼女の家で元気に暮らしている。

アンビリから転載。
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アメリカは超偽善国家、表向きはアニマルポリス 動物福祉のやさしい
国のイメージがあります。こういったニュースが、表面だけのものであることは周知の事でしょうが。

実際は、闘犬問題や悪質な繁殖屋、劣悪な環境でおこる虐待など、追いつかないほど深刻です。。
とくに闘犬試合では戦わない犬同士、わざと空腹にして、小型犬や猫を獲物としてリングに放り込み無理やり戦わせるなど。
飼い主が相手の飼い主に謝らない限り試合は続行され、場合によっては死ぬまで戦わせます。

※wikiから

ある意味日本より残酷で過激な側面があります。
ですが日本だったら、捨てられた犬の運命は作業員にもよりますが…

多くの人が見ないふりをする中、パトリックは発見され動物病院に運び込まれました。
こうしたモラルはアメリカのほうのほうがあるのかも。

そしてパトリックを虐待してたのは。



Kisha Curtis
4人の子持ちのシングルマザー。

週に1度しか餌を与えておらず。
パトリックをアパートのゴミ捨て場に繋いだまま、旅行に出かけていた。めじろ05

こういう犯人の写真を載せることは賛成です。

動物虐待は犯罪で社会全体で背負っていかないといけない、
こういう人間が隣近所に引っ越して来たり職場にいたら嫌だし、監視して警戒するようにするのは当然。
日本でも多頭飼育崩壊の記事はよく見かけるけど飼い主の写真は一切出ないし。
こういうところから変えていってほしいと思います。



多くの人の愛情によって一命をとりとめたパトリック
元気になってよかった!
発見してくれた方。ありがとうございます。