あらゆる細胞の元となる 幹細胞
これを使った最先端の再生医療が動物にも使われています。
足をタイヤに踏み潰され粉砕骨折した猫
切断もありえるほどの重症のケースで
骨は小さく砕け割れてしまってその骨はつかえません。
断脚を避けるには
ピンで上下の骨を固定する。それから骨の破片をあわせ隙間の部分には
骨の再生の元となる細胞を注入
太ももの脂肪細胞を取り出して(これがipsの元になる肝細胞)アメリカから取り寄せた機器
にかける。およそ4時間で脂肪組織から肝細胞が出来上がるというもの
患部に注入して骨の再生を待つ すると数日後 骨はわずかな再生を始めていました。
東京・町田ののづた動物病院で最先端のペットの再生医療を行う獣医師
佐草一優先生
幹細胞の抽出法は、もぅここまで具体的に証明されるんですね。
しかしこの先生の経歴 すごい人です。
獣医だけにとどまらず野生動物の保護活動。ジャーナリスト。JWC創始者 そして神官
平均睡眠時間3時間...
ちらっと見たけどものすごい勢いで人生を駆け抜けています。
大自然の野生動物に触れてたら考え方も大きく変わるんでしょうね
番組内では再生医療だけにとどまらず
ペットブームの乱繁殖で増加する遺伝病のことも佐草先生は懸念していました。
そして怪我をおった動物に対しての思いなども述べていました。
「野生動物だから手を触れないというのもひとつの考え方だけど」
この言葉を聞いた時、どこか張りつめていた気持ちが解きほぐれました。
「目の前の命を救いたい」
怪我を負った個体を目の前に、テレビ以外で言える獣医師は日本にどれくらいいるでしょうか
先生が言うには
一番大げさに痛がるのは、人間と家畜。
野生動物に近いほど痛みをギリギリまで我慢するそうです。
犬やネコなどのペットもギリギリまで我慢することが多いです。
(以前尿路結石になったうちの猫も、痛いのに、声を上げるのも我慢して私に甘えてました。)
獣医はビジネスだ。有名漫画の獣医師の口癖ですが。
何の仕事でも報酬は必要。治療費以外に入院費 どこまで個人ができるのか。
高額な検査機器や医療機器の導入 臨床獣医師の年収に比較すると 肉体労働ですし決して楽な仕事ではありません。
参院選で比例代表から出馬した先生。
街頭演説で自分の思いををしっかり伝えようと
「「獣医として、日々命に携わるものとして疑問に思うことがあります!例えばペットの置かれている現状・・・」って言ったら
「ペットなんか関係ないだろう。国会議員になるんなら国を語れよ!」
いきなり叱責されたそうです。
無念の渋谷・第一声人間では自らの細胞を使った治療は以前から行われていましたが
動物病院では特別の培養室や機器が必要だったり大掛かりな投資が必要です。
細胞培養の技術はむずかしく
この装置を導入したい病院も多いのではないでしょうか
ある病院でしか培養が許されないとか、
培養を独占するとか、そういうことがないように
全国に普及させていく取り組みがされてます。
当院ではペット用幹細胞治療が受けれます。なんて売りにした病院も出てくるのかも。
実はもぅ始まっています。
動物医療の現場ではもはや当たり前だったのです。
私は観光地に住んでいてそこには白鳥が数羽いました。
その白鳥は羽軸を残して数年おきにカットされており、 羽の
切断作業をしてる人に「痛くないの?もう飛べないの」ときいたら
「また生えてくるから大丈夫だよ」って言われ安心したのを覚えてます。
子供のころ、一度切ってもまた生えてくるのを聞いてなんでだろうずっと疑問に思い回りの大人に聞きまくっていました。落ちていたカラスの羽を持ち帰って怒られ、
あの羽も結合して老化から正常な羽へと再生されているんですね
よく考えたらあれも自然の再生医療というんでしょうか。