アプリ開発が始まる前に企画編・設計編・加発編という3つの段階があります。

 

企画編で考えるべきのはなぜそのアプリを制作するか、という質問です。

・ビジネスゴール:アプリを作る目的は何か?

・ユーザゴール:ユーザがそのアプリを通じて実現できることは何か?

・コンセプト:どういった機能を想定しているか?できるだけ具体的に

・強み・優位性:競合・類似アプリは何か?それらに比べて独自性や強みは何か?できればSWOTモデルなどで分析してアプリの特徴・必要な機能を洗い出した方が良い

・機能:見込み顧客のニーズを基づいて必要となる機能は何か?できるだけ多くリストアップ

 

続いては設計編です。ここは情報を整理して開発会社との認識齟齬をなくすために実施します。

・ユーザストーリー:実際にユーザがアプリを使うか?ユーザストーリーが思い浮かばない機能がある場合、加えてターゲットや利用シーンを思い浮かんでユーザーの立場からはどんな機能・使い方が必要か?ユーザのタイプによって情報を出し分ける場合には、各機能に該当するユーザタイプは何か?

・ストーリーツリー:ユーザストーリーをどうやって繋げるか?

・画面分け:ユーザーストーリーに応じてどんな画面が必要となるか?

・アプリマップ・画面詳細仕様書:画面が何枚必要か?全画面はどんな形で繋がるか?各画面の具体的な要求は何か?

 

最後は、実際に開発を行う開発編です。開発プロジェクトの進める形態について決めるどころです。

・開発スタイル:要件に応じて適切なのはウオーターフォール型(決まった要件通り進んで、後戻りが難しい)かアジャイル型(短いサイクルで柔軟に進んでいく)か?

・契約形態:開発スタイルによって請負契約か準委任(ラボ型)契約にする

 

その他、見積もり前に伝えるべき項目は以下通りいくつかございます。

・ソフトウェアタイプ:WEBサイトなのか?モバイルアプリなのか?

・予算:どのくらいの予算で?コスト削減との目標ならオフショア開発は可能か?

・業務着手時期と納期:いつからいつまでに?

・対応端末:Android?iPhone?タブレット?またはより具体的な機種

・企画概要:どのようなものを開発したのか?(企画書や画面イメージがあると良いです)

・想定する機能(できる限り具体的に)

 

もちろん、具体的なら具体的なほどいいです。上記の内容に限りらず、開発案件に関係がある情報なら開発側にお伝えください。しかし、本記事に記載された項目は十分に案件の概要となってると思います。アプリを開発しようとしているあなたにお役に立てば幸いです。