2月29日（木）「ホッ！とタイム」＠フロリダ久美

こんばんは毎週木曜日『寒川町・伊勢原市』担当のフロリダ久美ですうるう年2月29日（木）、午前10時から【県央ラジオ８４２】そして、午後1時からは、【ホッ！とタイム】をお聞き頂き、本当にありがとうございました

さてさて・・・午後1時４０分過ぎ・・・

地域の輪を繋げる「県央の輪」のコーナーです　

第１９２回目のインタビュー

寒川町　より　

社会福祉法人　光友会

就労福祉部　寒川事業所

課長　加藤　亮郎　（かとう　あきろう）さん

利用者　石羽根　麻紀（いしばね　まき）さん

にFMカオンのスタジオからご出演して頂きました。

久美　お仕事について詳しく教えてください。

加藤さん　光友会は障害をお持ちの方への支援、サービスを提供しています。私が担当しているサービスは就労支援と言います。障害をお持ちの方々が日々事業所に通所し、「就労」という名の通り皆さん働いている事業所です。障害特性(適正)に合った自分自身が得意とする作業(サービス)に就いていただき、働いた分の工賃(給料)が支給されます。私たち職員は本人の適正に合わせ、働くことへの支援・指導を行います。事業所で訓練していただき機会があれば一般就職にも繋げていきます。
私が管理する寒川事業では仕事(サービス)として「食」を中心とした作業を提供しており「寒川まち食堂」と「まちのお弁当屋さん」の事業を展開しています。現在国が推奨している「農福連携」として２か所の農園と提携をし、農作業に関わり、食堂で使う野菜等の仕入れと店頭での販売を実施中です。

久美　「農福連携」とは？

加藤さん農業と福祉が協力する事で、それぞれの抱えている課題を解決しているという取り組みです。地域共生社会の実現に向けて、今、国が推奨している政策です。（略）農業の場合ですと、高齢化が進んでいたり、福祉の場合ですと働けるのですが、その働く場がまだまだ少ないというところですね。

久美　その「農福連携」の関連しまして、農園で頑張っていらっしゃるのが、石羽根さん！　実際、石羽根さんは、どのようなお仕事をされているのですか？

石羽根さん　はい、私は、4年前に何もわからないところからスタートしました。最初の2年は、ひたすら『バジル』を作っていました。それから、ステップアップして、一昨年から『いちごの苗』を始めました。こちらは、専門用語等もあり、大変ですが、今、やりがいを感じています。

久美　実は、今日、持ってきてくださった◎まっかなトマト◎が手元にあるのですが・・・

加藤さん　はい、こちらは、施設外就労として、働きに出ている方がこちらの農園にもいらっしゃいます。そこで、ちょっとキズがついたトマトをお安く仕入れて、私たちの食堂の前で販売しています。1日、30袋～50袋、店頭にならぶと、ほとんど完売します。評判がとってもいいです！月曜日はお休みですが、現在、毎日、販売しています。

久美　最後にリスナーの皆さんへ、メッセージをお願いします。

加藤さん　今、障害をお持ちの方々が毎日一生懸命働いている就労支援について少しでも分かっていただけたら嬉しいです。その中で地域の皆様が寒川まち食堂やまちのお弁当屋さんに来店し、生産活動を大いに盛り上げてほしいです。皆さんの理解と協力が利用者皆さんの工賃向上に繋がっていきます。来店お待ちしております！

この日、FMカオンには、ご出演の加藤さんと石羽根さんと利用者さん2名も一緒に来てくださり、とても賑やかなスタジオでしたよ。光友会の皆さん、本日はFMカオンのスタジオからのご出演ありがとうございました。