7月２８日（木）「ホッ！とタイム」＠フロリダ久美

こんにちは毎週木曜日＜寒川町・伊勢原市＞担当のフロリダ久美です　7月28日の放送、午前中の生放送3時間に続きまして、午後1時からの【ホッ！とタイム】もお聴き頂き、本当にありがとうございました

先日、相模線香川駅寒川駅間の車窓から

寒川東中学校のヒマワリです

さて、午後1時４０分頃のコーナー　県央の輪　

7月28日（木）のゲストさんは・・・伊勢原市より・・・

　比々多神社　宮司　永井　武義　（ながい　たけよし）　さん

私、先月も比々多神社へ（ほぼ毎月・・・）

久美　自己紹介をお願いします

永井宮司　現在名誉宮司となりました先代より、令和元年７月１日に宮司の職を受け継ぎました永井武義と申します。奈良時代の天平１５年（７４３）紀朝臣益麿（きのあそんますまろ）初代宮司から数えて６５代目と伝わります

久美　お仕事について教えてください

永井宮司　私たち神職は、「祭祀（さいし）の厳修（げんしゅう）」といって、「祭」を執り行うことが最も重要な仕事です。年間を通して四季折々、恒例祭や恒例式という公の祭典をお仕えする他、ご祈祷といわれる個人や団体の祈願、地鎮祭や結婚式といった出張祭典のご奉仕をしています。また、伊勢原市、秦野市、平塚市に鎮座する２６社の神社の宮司も兼ねています。広大な境内は聖域でもありますので、その尊厳を保つため、樹木や施設の維持管理も大切な仕事です

久美　宮司になられた『きっかけ』は

永井宮司　　品川区大崎に鎮座する居木（いるぎ）神社にお仕えする父（宮司）の二男として生れました。幼き頃から鎮守の杜の環境に親しみ、祭りを肌で感じて育ちました。現在は兄が後を継いでいますが、ご縁あって伊勢原の地へ参ることになりました

久美　これまで、嬉しかった事・印象に残っている出来事は

永井宮司　祭りの意義の一つに、目に見えない神さまと人々が一体となるということですが、その橋渡し、中執り持ちとして私たちはつとめています。ですから、大掛かりな年に一度の祭礼でも、どんなに小さな個人の祈りであっても、祭儀を恙無くご奉仕できた時が、一番の喜びです。良き芽が出るように「おめでとうございます」と必ずご挨拶します

久美　逆に大変な事・ご苦労など教えてください

永井宮司　境内が4,500坪あり、樹木に覆われていますので、日々の清掃、特に台風一過の時は大変です。（笑）

久美　今、比々多神社での行事などはありますか

永井宮司　この７月、８月は「夏詣」（なつもうで）という日本の新しい風習の啓発に努めています。過ぎし半年に感謝、来る半年を元気に、特にご先祖さまを迎える季節であり、この暑さを乗り越えて過ごして頂けるよう、神社に詣でて頂きたいと思っています

【お願い風鈴】・・・短冊に祈りや願いを込めて

久美　リスナーの皆さんにメッセージをお願いします

永井宮司　９月１９日（月・敬老の日）には、「一心泣き相撲比々多場所」を開催します。生後半年から２歳半の男の子・女の子を対象に、赤ちゃんの卒業式として土俵に上がって頂きます

神奈川県県央地域では、比々多神社だけです

永井宮司　伊勢原の象徴ともいえる大山を見はるかす当地は、縄文時代には人々の生活が営まれ、昭和初期には神社周辺に３６０基もの古墳が確認されるほど、県内随一の古墳地帯でもあります。古代文化発祥の地に築かれた当社は、「縄文神社」まさしく古からの「パワースポット」ともいわれています

特に『元宮』は、エネルギーが強い！と私の友人・知人も言っています

　「元宮」に向かう途中・・・まるで、南国フロリダ

『元宮』がある高台からの眺め　伊勢原市はもちろん・・・

写真では、わかりにくいですが、遠く◎江の島◎まで見えます

今回のインタビューでは、今、ちょうど夏休みという事もあり、永井宮司には比々多神社周辺の虫事情までお聞きしましたところ、なんとクマゼミ・アブラゼミ・ヒグラシが1日を通して鳴いていて、大山とんぼ、夕方にはフクロウも登場するとか　もう、虫の王国ですね　そんな余談で盛り上がり（虫自然が大好きな私）あっという間の20分間でした。　永井宮司、お忙しい中、お電話からのご出演ありがとうございました