今日もお聴きいただきありがとうございました。
松本カオルです。

東日本大震災から2年というこの日、被災地の話を中心にお届けしました。
今まで仙台空港近くの名取に2度訪問しました。

少しづつは復旧していっていますが、復興にはまだまだ遠いです。
カメラを持っていったのですが、とてもレンズを向ける気持ちにもなれず、
ここに掲載することもできません・・・すみません。

普段みえない海がすべてがなくなり見渡すことができます。
山?と思ったのは瓦礫の山。
公園も流されて子供たちの遊ぶ場所もなくなってしまっていました。

映像や画像でみる被災地より、自分の目でみた衝撃というのは言葉では表現できないほどのショックを受けました。

仙台だけいくと、復興したかな?と思うほどのにぎやかさですが、ほんの少し電車で移動するだけで被災地となります。「まだまだ復興なんてしていない!どうか忘れないで!」と石巻の知人からもメッセージをもらいました。
私たちは何かできること、まずは忘れない・風化させないことはできます。

日本に住んでいる限り、私たちもいつ災害にあうかわかりません。
東日本大震災を忘れない気持ちとともに、災害への対策はいつでも心にとどめておきたいですね。

なお、FMカオンは海老名市、厚木市と防災協定を締結しております。万が一の災害発生時には、直ちに緊急放送に切り替え関係機関と連携して、地震速報や被災状況、避難の呼びかけ等を行います。ラジオのチューニングは常にFMカオン84.2Mhzでお願いします。
私たちもこれからも努力を続けます。
情報の発信はもちろん、音楽もきっと心を癒すと思います。

さて、本を1冊、映画を1本紹介しました。
本は「ひまわりのおか」岩崎書店から出ています。
石巻市大川小学校では78人の生徒さんがなくなりました。
その中の8人のお母さんたちが綴った絵本です。
お母さんの思いがたくさんつまっている素敵な絵本です。

映画は「遺体ー明日への10日間ー」
西田敏行主演。内容は遺体安置所の話なのですが、私たちの知りえなかった現場の状況が細かく描写されています。知ることによって、被災した方へ寄り添う気持ちがいっそう強くなりました。これは、ぜひ観ておいてください。収益金は被災地へ寄付されます。

何かできることはないか?自分になにができるか?
まずは、収益金寄付などのイベントや映画に参加することも被災者支援のひとつだと思います。そして、東北観光にも是非お出かけになってみてください。
そして、笑顔を届けてください(^O^)/

震災により亡くなられた方は1万5881人、行方不明者は2668人、
そして、避難生活をされている皆さん、家族を失った皆さん、
被災地を思い14時46分黙祷させていただきます。