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the kaonic world   ~そんな日々を覗いてみて~

kaon31歳、結婚もうすぐ2年でベビ待ち中。

オンナとして、目指す生き方模索中。

術後2日目。基礎体温36.95℃。
昨夜は出張中の夫と電話をし、やっぱりまた泣いてしまった。
シャワーをしていても、掃除をしていても涙は後から後から溢れてくる。
たった10週だけど、授かった命の大きさを改めて思い知る。

人生初めての手術。
何が怖いって麻酔がちゃんと効くかどうか。
今まで麻酔なんて歯医者さんでしか受けたことないし・・・。
今回は静脈麻酔と言って、ブドウ糖の点滴の中に麻酔剤を入れるのだそうだ。
8時になって車いすでお迎えが来た。
仕事で毎日のように押してる車いす。
乗ったこともあるけど、患者さんとして乗るのはもちろん初めて。
小さな手術室に入り、台の上に乗る。
モニターやら血圧計やらが取り付けられていくうちに先生が入ってきた。
おもむろに足を開いて台の上で固定される。
婦人科ならではの何とも言えない姿。
昨日の前処置で挿入したラミナリエ?管を抜く。
傍らで「お薬入れますので1から数数えて行ってください」。
「いち、に、さん・・・・・」全然普通だし!!
「きゅう、じゅう、じゅういち・・」
「また一からお願いします」
「いち・・・」
見事にこの瞬間、私の意識にさぁぁっとカーテンが引かれるのが分かった。
手を叩かれて名前を呼ばれて気づいた時にはすべてが終了していた。
時間にして10分かかったかどうか。
もちろんまだ意識はもうろうとしているが、台を降りて車いすに乗せられた。
手術室を出る間際に急にえづいて、少量吐いた。
そのまま病室へ帰ると、母親が到着していた。
「あ、ママ。ありがとう。」
先生も来ていて「出血も少なかったし、今日中には帰れるでしょう」と。
すぐにベッドに横になるが、意識はみるみる回復し、眠ることなく母と会話ができる。
9時になり、面会時間となったので夫も来る。
10時半くらいまで過ごし、歩いて退院。
とにかく無事に終わったことでほっとしていた。
仕事をこんなに休むのは初めてかも。
水曜日の午後から月曜日まで。
5.5連休!
今まで海外旅行とかでも5日が最高だったの。
しかしあまり活発に動くこともできず、かといって結構カラダは元気だったりするので今日は家でひたすら食べています。
ブログを2回も更新できちゃうし。
今日は、朝マック、シナモンクラッカー、春雨ヌードル、カップラーメン、冷凍のエビグラタン、アイスのピノ10個くらい食べて夕方の5時です。
おなかいっぱいだけど、夕食後の服薬どうしたらいいのだ?まだ食べるのか??
つわりで2.5キロくらい減ってた体重もこれで一気に元通りですな。

さて。

一度家に戻って、とにかく職場に連絡。
一旦止まっていた涙も、相手が誰にせよ話すことでまた一気に溢れでる。
母親にも電話するけど、仕事中で出ず。
夫がそうめんを茹でてくれる。
食べる気がしないけど、食べないとますますだめになりそうで食べる。
4時の受診に合わせて準備をして出発。
早く着いたのでもう一度母に電話すると、ちょうど今終わったと元気な声。
状況を涙ながらに伝えると、母もかなりショックな様子で、それにまた涙が出る。
診察室で夫と一緒に先生の説明を聞く。
一卵性双子のリスクの高さを実感。
夫は気丈に質問したりして、そんな新たな一面も発見。
超音波画像も2人で確認し、夫の同意を得た上で手術の前処置を行う。
つまようじサイズのタンポンみたいなものを子宮口にいれるとか。
それを入れるための金属みたいな機械が入ってるときが一番苦痛だった。
先生も、「ごめんね、気持ち悪いね」を繰り返す。
本当にその通り・・・。
そしてそのまま病室へ。
このクリニックは外観もとても素敵なので、こんな事態だけどちょっとワクワクしたりして。
一番奥の部屋はさながらホテルのツインのようで、快適。
5時になって早くも夕食が運ばれてきた。
これまた美味しいと評判で、この日のメニューは真鯛のポワレに煮物、お浸しの和食だった。
初めての入院食に感激。
おなかいっぱいになったものの10時以降は飲食禁止なので、若干不安。
つわり症状残ってるし、空腹になると何ともいえずえづいてしまうのです・・・。
夫と話をしたり、テレビを観たりして9時前になり、面会時間終了。
一人になってもなかなか寝付けず、たぶん1時過ぎまでは起きてたな。
10時半ごろ夫とさらに電話。
手術は朝7時半に注射して、8時からだって。
1日の間にあまりにも衝撃的なことが次々に起こって、本当に混乱した。
クリニックのスタッフがみんなとても優しくて救われた。
先生の丁寧な説明や診察にも救われた。
産婦人科を選ぶ時、出産や治療に向けた施設の姿勢をみることは多いと思うけど、あってはならないけどこんな不慮の事態も起こり得るから、そんなときにきちんと対応してくれるかどうかっていうこともすごく重要だなって思ったよ。
今回のことがあって、私はまた次妊娠して出産することになったらぜひぜひこのクリニックでお願いしたい!と強く思えた。

漠然としたブログの割に、かなり限局したタイトル(しかもシビア汗)でスミマセン。
結婚1周年を迎えたころから、ベビーを望んできました。
基礎体温、排卵検査薬、タイミング療法、その他もろもろ調べて試して半年余り。
今年の6月末に待望の妊娠を確認していました。
しかも6週の受診で一卵性の双子ちゃんであることも判明。
実際、不安の方が大きかったものの、妊娠できた喜びに勝るものはなく、夫婦で楽しい毎日を過ごしていました。
7月中旬になって、つわりも始まってきたものの周囲に言わせると「軽い」方であったらしく、比較的体を使う仕事も休まず行くことができるくらいでした。
もちろん無理は禁物と、ペースダウンしたり、午前午後1回ずつ横になったりもさせてもらってました。
週末はとにかく安静!
判明してからは遊びはおろか、外食さえしていませんでした。
運命の日は7月29日。
その日は午後から検診の日で、午前は仕事をしていました。
歩いていると違和感が。
妊娠してからというもの、おりものの量が増えていたのでまたそれかなと思っていたのですが、なんだか量がいつもより多いみたい。
急いでトイレへ行くと、下着が真っ赤!!
半泣きになりながらもとにかく病院へ電話、するとすぐに来てくださいとのこと。
近くに職場がある夫にも連絡し、付き添ってもらうことに。
受診して、とにかく内診を、と超音波の画像をみると先週よりはっきりと双子ちゃんの姿が見えたものの何かが違う。
怖くて認めたくなかったけど、先週までは動きがはっきり見えていた心拍がどこにも見えなかった。
嫌な予感を助長させるように、先生はひたすら無言で機械を動かす。
人が集まっているのがカーテン越しに分かる。
「院長呼んできて」
いつも診てもらってる院長先生まで来た。
私の顔を確認した後、画像を見ながら一言、「心拍ないですね・・・」
もう涙が止まらない。
別室に移り、院長先生より2人ともだめだったことを告げられる。
自分にこんなことが起こるなんて、と動揺しながらも、今の説明をきちんと聞いておかねば!というどこか冷静な部分も働いている自分に驚く。
この日は9週と6日だったのだけど、たぶん数日前には停止していただろうとのこと。
一卵性であるために栄養を十分に摂ることができなかったのであろうと。
手術の必要があるため、一度帰宅し準備をして、夫と一緒に午後再診を受け、夫婦が納得した状態で進めましょうと言われた。
会計を済ませ、車で待つ夫の元へ。
「2人ともだめだった」
それを告げることはこの上なく苦しいことだった。
夫は私の肩を抱いてくれた。

少し長くなりましたが、つい2日前に私の身にこんなことが起こりました。
今は涙を流したり、前を向こうとしてみたり、でもまだまだ不安定です。
でもこの大きな出来事が自分の中で風化しては絶対ならないと思って、まだフレッシュな時期に書き始めてみました。
続きはまた今度。
たぶん今日中w。