ほぼ、検査のデータが出そろった時点で、娘の中学校の入学式がありました。


小学校の卒業式、何とも言えない気持ちで出席しましたが、

本当にうれしい気持ちで、門出を祝うことができました。


家族と一緒にいられることが、どんなに幸せなことか、こんなにも考えたことはありませんでした。


私が大変な病気かもしれないと、本当に落ち込んだ時、思ったことは、

「先のことは考えない」ということでした。

幸い私は特に症状がありませんでした。

しかし「たぶん癌でしょう」と言われてからは眠れない、何も食べたくない、食べても砂をかんでいるよう、こんな状態が続き、気持ちまで病んでしまいそうでした。

なんとか、気持ちを立て直したくて

「今、体調は悪くない。なんでも出来るのだから、未来のことを考え、心配することは止めよう。」と思うことにしました。

そして少し前向きになれたような気がします。


病院の先生は、

「調べつくしましたが画像上は癌はありません。90%は大丈夫だと思うけれど、お腹を開けてみないとわからない。でも画像を信じて手術をしましょう。」とおっしゃいました。


手術は4月18日に決まりました。入院は16日です。